中平卓馬『来たるべき言葉のために』

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ず~~っと、アマゾンで張っていた、中平卓馬『来たるべき言葉のために』
やっと、少し安い値段のUSEDが出たので、ポチりました。

森山大道氏の「光と影」に並ぶ、
日本のラフモノクローム写真集の双璧ですね。
数年前に、立ち読みして、いつか買いたいと思っていながらも、
\7000超と、おいそれとは買いにくい価格でしたので、
廃盤の恐怖におののきながら、市場価格をずっとチェックしていましたw

中平卓馬氏の写真集は、都市図鑑に続いて、2冊しか持っていませんが、
ともに、超濃口、ヘビー級なので、この2冊でしばらくは十分かな。

オリジナルは、たまにヤフオクでも出ますが、¥10万~40万程度。
無茶苦茶な価格です。

今となっては、昭和以降の非エロ写真集にこんな値段が付くジャンルって珍しいですよね。

大道氏とはまた少し違う、「理知的」な暴れ方の
ラフモノクロームです。
自分の少年時代の原体験、原風景と重なる、
昭和中~後半の日本が、一番汚く、カッコイイ時代が被写体なので、たまらないですね。

気に成る方は、再び絶版化し、地下、闇に消えていく前に是非。

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