いい緊張は能力を2倍にする ~ 数値+引用さえしてりゃなんでも真実という「うそ臭さ」

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本日のアマゾンプライム無料本はコレ。

この樺沢さんはアマゾンや、紀伊国屋書店などで
相当に推されている「アウトプット大全」の著者です。

アマゾンでは絶賛の意見しか有りませんか
なんか微妙なんだよな・・・だいたい「2倍」って
何を持って2倍なのかとw
多分「能力をあげる」と書くより説得力をあげるために
数字をつけたんでしょうが何の根拠も無い数字って
逆に一気にうそ臭くなりますよね。

見た目が9割とか、伝え方が9割とか、そういう
嘘数字がこの手の本のタイトルには多すぎて最近うんざり
しています。

アウトプット大全は、紙の本を購入し、
トイレで毎日4ページごと読んでいるのですが、
最初結構楽しみにしていたものの、途中から
なんか、しょうもないなと感じ始めています
・・・ぶっちゃけ、高校時代の
蛍雪時代や、進研ゼミのコラムなんかに何度も何度も乗っていた
「よい学習方法」
だの、大人になってからのいろんな自己啓発系本で
取り上げられているテーマを浅く広く網羅しただけの
カタログ本って感じなんですよね。

この「いい緊張は能力を2倍にする」の書籍も同じ
感じで、確かに書いてある事はそりゃそうですという
ものばかり。

でも、それを読んで、人生の難局、今目の前の課題を
ぶち破れるかというと正直弱い!
そんな事はしってるねん、それが大事なのもしってるねん
でも、それができへんから、悩んでるねん!という
所に対するアプローチが圧倒的に弱いんだよな。
この作者の本は。

あと、全体的にカッコよさ要素が少な過ぎです。
コレらを実践できているであろう人生に自信満々な人に
ちっとも「憧れれない」コレが大きいですね。

「演説は見た目やアクションではなく、中身が大事です」
っていうんですが、そうじゃないんだよな。
僕らがあこがれて、胸わき踊るのは、
ヒットラージョブズの演説、悪魔的な求心力ですからね。

あと、途中から奇妙なうそ臭さを感じたのが、
とにかく「数字+引用」さえあれば、
説得力あるでしょというノリ。

アメリカの○△大学の研究で、37%が○□
だから・・・

というのが多すぎるんですよ。

これって、昭和のジャリ本で「アフリカの奥地の○△で、
脳がとろける奇病が発生して恐怖のどん底に!」
とかいいながら、絶対嘘wの大学教授の顔写真だの、
分析したという円グラフや分布図、図解などの
まやかしと似たようなモノという気がしてくるんですよね。

うそ臭いダイエット商品の紹介文で
「従来の135%の効果が立証済み!」とかいうのと同じです。

精神科医」という肩書きがあるから
嘘ではないんだろうというのも怪しいw
NASAや軍の御用達とかいう言葉もぶっちゃけ嘘まみれですからネ。

嘘なら嘘で、気持ちよくだまされたい。
僕にとっての「気持ちよさ」をあまり引き出してくれない
そんな書籍でした。

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