ざっと調べるだけで、5人以上の翻訳者がいる
最もキワモノなのが、この平岡公彦氏の翻訳本なんですよね。
なんせ、翻訳者の平岡氏が、既存の訳者達のものを
メッタギリにしたうえで、最も正確に訳したと
豪語する内容です。
ただ、この手の詩集は、正確に訳せばいいというモノでも
必ずしも無くて、「超訳」という言葉が有るように、
少々原文と意味が変わったとしても、
今の時代の人が、より心地よく感じるモノがよいとされることも往々にしてあります。
そして、この平岡氏の翻訳本は文芸社という
ほぼ同人誌に近い、自費出版のノリのもので、
2007年に販売されたものの、再販も無く、
歴史の闇に消えていく運命なんだろうなと。
本人も悔しかっただろうな。
アマゾンや楽天だと、定価の数倍~10倍以上のプレミアで
10000円~17000円なんてデタラメな値段がつけられていて
おいそれとは買えません。
古本市を練り歩いてもまず見付かりません。
仕方なく、オークションやメルカリでアラートを入れて、1年
なんにも音沙汰有りません。
そんななか、虫の知らせで、
偶然、メルカリで検索してみると、まさかの\480という
捨て値で出されているじゃないですか!!!!!
しかも、19時間前に完売・・・・
そりゃ完売するわ!!
絶対、僕みたいに張っている人いたはずですもんね。
くっそ~~~~~~
でも、それを買った人が転売したのか、
駿河屋で\5000弱という、アマゾンの相場の半額で
出ていたので、(もちろん1点モノ)
少し悩んで、結局ポチ。
そわそわの元が一つ減りました。
もし、メルカリで叩き売りで出たら、即買って、
アマゾンで転売してやるからなw
を元手に「読み方」を学んで、
後は、平岡公彦氏の渾身の名訳でゆっくりと
楽しみたいと思います。