古本市というイベント~転売ヤーの仕事場 後半

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豆たぬきの本!!!
懐かしい~~。

プロレスは興味なかったのですが、この豆たぬきの本は
結構はまっていて、数冊読んで応募したらもらえる
「白い本」という豆たぬきの本と同じサイズの非売品を
持っています。
全ページ、僕の力作のパラパラ漫画で埋まってますがw

お笑い系、オカルト系、ちょっとH系と当時の小学校高学年
の男子にはたまらないレーベルだったんだよな。
オクで検索すると、涙ちょちょぎれそうになりますw
夏目漱石の孫 夏目房之介の「とんでるバカ本」なんて
奇書もこのレーベルにあったんだよな。
古本屋に売らなきゃよかった・・・

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コレは、僕のお宝「図解戦艦大和のすべて」
じゃないですか!
他にも少年向け戦争本が多数。
うまく転売すれば、アマゾンでもうけられそうですが、
こんなの買っちゃうと、転売せずに絶対に家の肥やしに
しちゃうしなぁ・・・w

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この棚を見たときぎょっとしました。
一瞬キョロキョロと辺りを見回し、
ささっと、カゴに入れた本。何だか分かりますか??


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そう、ユニコンブックスの「ミイラなぞをさぐる」
です!

この手の児童怪奇書は超絶プレミアがついているのが定番。
値段付けが良心的なこの古本市ですら、定価の4倍。
でも、ヤフオクだとこの半年で出品は2回
1万~14000円が相場のようです。
オクでその値段ですから、
プレミアショップだと、更に吹っかけてきてるはず。

それが、こんな値段でひょっこり買えるとは!

子供の頃に、めちゃくちゃ怖くて、でも、欲しくてたまらなかった
ミイラ本。習字教室の貸し出し本コーナーにあったんだよな~~
墨の匂い、トイレの芳香剤、
暗い廊下の照明、色々思い出しました。

一緒にいた父親が、ニヤニヤしながら、
しょうもないもん欲しがるなぁ~どれ、出したろ!
と、本代の一部肩代わりしてくれました。

小学校低学年時代の僕と父親の夕方の買いもんを
もう一度出来たイメージでホッコリと。
もう、40年も前なんだよな。

ちなみに、この本は1974年初版。驚異的な状態のよさです。
たとえ1万以上で売れることを知っていても、
この日の思い出と共に、本棚に飾ろうと思っています。

古本市、あなどれんな!