未来のミライ~リアル過ぎる育児ノイローゼ描写に↓

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まず、何よりも、2020年エヴァ予告がカッコイイ!!
日本ヲタ文化の最後の砦としての格が違うな。

本題・・・
冒頭20~30分、館内のエアコンが効きすぎなのに並行して
ヒステリックに描かれる育児ノイローゼあるあるが怖くて
ぞっとしていました。

もう、12年前だな。
転職直後のなれない仕事で日々疲れ、ついうとうとしていたら、
年少だった娘が勝手に家の外の公園で遊んでて、嫁にこっぴどく
叱られながら、そんな事言われても実際無理だぞ・・・
と悩んだ日々を思い出します。

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貞本の書くイケメンはほんとうにカッコイイ。
この曾じいちゃん像は素晴らしかったけど、
メインテーマというわけでもなく、オムニバスの一貫ですけどね。

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赤と黒を基調とした、ダークな未来の東京駅が、
AKIRAの冒頭シーンのようでCOOLです。
この世界感で作られた純粋なSFアニメを見たいなと。

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ほんとうに困っているときなのに、意味の無い質問を
何度も繰り返されて、結局解決できないいらだたしさとか、
ホラー的な怖さが、またまた館内エアコンの寒さを強く感じさせます。

オチ的には、ひとまずハッピーエンドなのですが、
どのそうに、何を見せたかったのか、
誰のための映画だったのか謎ですね。

館内は大勢の親子連れがいましたが、こんなの、夏休みの
終わりに、ジブリアニメのノリで見たら結構事案かと。

僕の左隣は明らかに小学校低学年の女の子が
オプション座椅子にチョコンと腰掛けてみていましたが、
映画が終わって隣の保護者にしていた最初の感想が
「駅員とおにばばが、怖かった」
との事。可愛そうにw

賛否両論、結構難解というのは事前に情報として知っていたのですが、
これほどとは・・・
ヲタ用のカルト欝アニメになりきるかというと、
ファミリー路線要素も濃いし、細田さんは今後どの方向に行くのかな。

新海さんは「君の名は」が異様特需で売れましたが、
あの人の作品も基本家族団らんで安心して見る映画ではないですし、
てか、もう、そういう昭和的家族団らんってキーワードが死語に
なった時代がとっくに来ていたのかも。

・・・なんて事を考えながら見ていました。

その点、猫の恩返しとか、なんてハートフルな名作なんだ!と。
古典ディズニーアニメと同じで、新作に期待するのではなく、
昔作られた名作を時代が移り変わっても、皆が何度も同じものを
見るという文化がしばらくは続くんじゃないかな。

ちなみに冒頭のエヴァ
実は序破急ですら、まだ見ていません。
リアルに上映されていた頃は、将来50インチ超の大型フルHD
テレビを買った時にブルーレイで見るんだ!と
夢見ていたのですが、すでに、55インチ4Kモニターを
持っていても、いつでも見れるや~と結局積み状態。

「それを楽しみたい!」

と思った瞬間に後回しにせず、さっと楽しんじゃう事って
重要かもな。