ビターキャラメルマキアートの時間

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移動中に、ふっと、ズーマーを止めて、
コーヒータイム
 
8年ぶりにそういう時間が、また僕の生活の中に、戻ってきそうです。
 
8年前は、既にタバコはやめていました。
 
ん?
 
コーヒーのためだけに、スタバに入ってたっけ?
 
たしか、毎週、ハヤリの新書を買っては、
赤鉛筆で線を引きながら読んでた記憶が。
こづかいの範囲なので、一番気に入ったもの一冊だけ買って、
あとは、立ち読みw
 
まだ、アマゾンが発達していなかったので、
(古本屋はありましたが、旬の本がすぐに並ぶノリはなかった)
読書にお金が掛かっていた時代です。
 
この赤鉛筆で線引き読書は、なくなった祖父の
読書スタイルでした。
 
祖父は、月に10万近く書籍代にかけるまさに、超濫読派。
アマゾンなんて、当時ありませんから、転売はせず、
新聞、雑誌じゃないので、お風呂を沸かす「燃料」として使うこともなく、
最後には、自宅に埋まりきらず、プレハブの書庫が家の周りに4つ。
 
なくなって、既に2年がたちますが、あの本たち、
どうなったんだろう?
古い耕運機の機械油、米俵からでるヌカの香りと
ともに、茶色く黄ばんで、ゆっくり、朽ちていってるんだろうなぁ・・・
 
枕元には、どこかの国のレンガ造りの壁のように
いつ見ても、書籍が積み上げられていました。
でっかいマグカップに砂糖たっぷりの紅茶 とともに読書。
 
尽きない、知的欲望を満たし続ける生活。
あこがれる晩年スタイルです。