スピード感最強!SEGA RALLY REVO PC版

イメージ 1

発売が2008年2月なので、もう、4年も前のソフトなんですね。これ。

PS3版や、箱○版は30fps固定の残念仕様。
ワゴンセールなんかで、\1000近くで買えることもある、
B級扱いのソフトですが、
PC版、これ、むちゃくちゃすごいじゃないですか!
PC版が、あんまり値崩れしていないのもうなずけます。

インテルHD3000だと、最高画質フルHDで十数fpsしか出ません。
それなりに高度な画像処理をしているようです。
GTX560だと、常時60fps over
ちなみに、CPUは常に、半分ぐらいしか使われていません。
revoの魅力は、高解像度の高フレームレートで初めて
本領発揮かな。

レースゲーのスピード感というのは、
ゲーム内のスピードメーターが示す値は何の意味も無くて、
60fpsさえ、キープできてしまえば、fps値も関係がなくなります。
じゃあ、何がスピード感の要素といえるか。

僕は、単調でない背景や路面のスクロール感や、
太陽光線、そして、巻き上げる煙や、ジャリの演出かなと。

REVOのすごいところは、路面変化の異様なまでのこだわりと、
バラバラ撒き散らす土ホコリの量!
アニメ調にデフォルメしすぎなんでしょうが、そこがまたいい。
コースの仕掛けも、単調にならないよう、ビジュアル(風景)の魅せ方にもかなり
こだわられています。つるっとした「面」がするするスクロールするのではなく、
「オブジェクト」がびゅんびゅん乱暴に飛んでくる感覚です。

現時点で、グラフィックエンジン的に最強の最新ラリーゲーといえば、
Dirt3ですが、これよりも、むしろ、スピード感は、
セガラリーレボのほうがダントツで気持ちいいです。

アーケード寄りレースゲーといえば、リッジレーサー
リッジって、ニトロ使用時ですら、そんなにスピード感がないんですよね。
背景変化が「面的」。単調で、慣れやすいんだろうな。
GTや、フォルツァ等のオンロードサーキット系も、高速スクロール感がすくない。
その点、REVOのスピード感は、背筋がぞくぞくする感覚が四六時中続きます。

そう、これは、往年の元祖アウトランや、アフターバーナー2、ナイトストライカー
をやったときの感覚だ!
開発者が、相当理詰で、アーケード寄りのラリーゲームの面白さを
考え抜いた結果なんだろうなと。

反応応答速度king液晶のRDT233WX-S、オーバードライブ2モードですら、
残像感が感じられ残念。このソフトは、
トリニトロン管のGDMF520でプレイしたくなります。
あぁ、GDMF520がワイド画面だったら!

しかし、なんで、このすごさがイマイチ評価されていないのかな?
調べてみると、この開発チームは、REVOの販売不振で、解散したみたいですね。
なんともったいない!悔しかっただろうな。
発売時期の2008年2月は、まだ、最高設定での60fpsをたたき出す、
グラボやCPUが高く、一般に認知されないまま、
時代が過ぎてしまったのかも。

いわゆるラリーゲーのコアFANからしたら、
アーケード寄りのREVOはなじめず、また、アーケードレースゲーFANからは、
リッジや、NFSのほうがいいやと、
ゲームデザイン的に中途半端な立ち居地というのもあったか。

ちなみに、2ちゃんのラリーゲースレなんかで、
伝説のラリーゲーといえば、
いまだに、Richard Burns Rallyの人気が別格。
もう、7年も前のソフトです。
ラリーゲーFANの僕は、RBRも二号機でたっぷり遊びましたが、
あまりにもストイックで、気分転換目的にさらっっと遊べないんですよね。


それなりに、今時のグラボ+CPUをつんでいるPCをお持ちの方で、
Sinnの感動した、最強のスピード感って、どんなんじゃい!(W)
と味わいたい方は、是非、とりあえずは、体験版を最高画質設定で
遊んでみてください。コンシュマー版はだめですよ。
ランナーズハイじゃないですが、
レースゲーのスピード感に、ここまで、気持ちよく酔えたのは、
久しぶりの感覚でした。