出﨑演出

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なんと、出崎統監督、今年、なくなられていたのですね!

大fanでしたのに、そんなニュースしら知らず、
どれだけ、長い時間、このジャンルの趣味から遠ざかっていたかと
思い知らされました。

独特の描写世界が魅力で、
案の定、僕が好きな、庵野秀明や、
つい最近記事にしたまどか☆マギカ新房昭之
も大fanで、バリバリ影響を受けているとの事。

子供の頃、「あしたのジョー」「ガンバの冒険」が好きだったのですが、
この監督の渋い描写、かっこいいコマワリ
いわゆる「出﨑演出」にぐるぐるかき回され、
どきどきし、後に原作を読んで、あまりにもあっさりしていて拍子抜け。
アニメーションってすごいんだな!と思っていました。

今でこそ、ウィキを読むと、
「出﨑演出」の理論的な考察がまとめられていて、
瞬時に
「あぁ、だから、わくわくしたんだ」
と納得できるのですが、
そういう、前知識を何も知らなくても、
「別格感」を本能で感じれていたんですよね。

写真撮影理論を勉強するときも楽しかったですが、
こういうアニメーション技法も
理論を勉強する事自体が楽しいです。

しかし、コピー世代が師と仰いだ「マスター世代」の
努力と功績はやっぱりすごいなぁ。
知れば知るほど、そのときの遺産で食い潰している感が。
ちょっと、この年末年始、感性のリハビリがてら、
未見の課題アニメ、名作達を大量摂取してみたいな。