ガチャガチャの未来~子供専用から全年齢対象に成る事でのつまんなさ

今週のお題「好きなお店」

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梅田のヨドバシカメラで驚くのが、ガチャガチャの多さ!

 

店内も、店の外周の通路も、この機械がびっしりと。

面白そうなものがあれば少し回してみるか・・・

と片っ端から物色するのですが、どれもこれもイマイチなんですよね。

 

安全性とか、射幸心を煽りすぎないとか

いろんなしがらみがあるからこうなってるんでしょうが、

1980年少年だった僕が一週間のこづかいを全額投入して、

飲まず食わずに成るほどの、スリルを感じさせる熱いタイトルが

こうも皆無なのが残念です。

 

今、当時の興奮を味わいたかったら、

いわゆるバッタもん屋とかに密かにおいてる

1000円ガチャとかの方が近いかも?!

 

後はヤフオクやメルカリにぽろっっと流れるレアモンですね。

 

1980年のガチャガチャといえば・・・

ルービックキューブやスネークキューブの小型

古今東西の鍵、手錠なんかも。

ちゃんと火薬入り!の重火器ミニチュア

うんこや、おっぱい、恐竜の死体の匂いがするという匂い付き消しゴム

詰められた指の入ったポリバケツ入スライム

宇宙食という名のかいわれ大根のタネ

超小型懐中電灯や腕ラジオ

水に濡れない魔法の砂や夜光絵の具

原子爆弾という名の時限爆弾

でっかいあたり球→店内でガンプラのバッタモンや手品キットと交換!

 

毎回新作が出る都度、マシンの正面に実物のお宝が

貼り付けてあって、それを煽る広告が

とにかくキッチュで素敵だったんだよな。

遠い町に遊びに来た時、当地で、見たこともないガチャガチャが

あったりして、そいういう発見の興奮と

こづかい残高のせめぎあいもハラハラで熱かった!

 

横側面だけにあたりが数個だけセットしてあって、

残りはグリコのおまけ以下の5円ぐらいの価値しか無いカスまみれ

クラスの誰が引き当てるか、お宝がまだ残っているのかが

気になって、給食の味がわからないという。

 

今のガチャガチャが当時の魅力を失ったのは、

 

何が出るかが想定内

あたりはずれの価格差が皆無

ギリギリを攻めた「変なもの」が無い

その気になればメルカリやオク、プライズショップで集められる

ネットで情報が集められてしまう

 

コレですね。

今って、リアルキッズ達が、

駄菓子か、漫画か、ゲームか、そしてガチャガチャかという

日常の娯楽の中にガチャガチャの選択肢は入ってないだろうなぁ。

 

スマホゲーの中のガチャ??

 

そんなもんで、どうやって面白い大人になれると

おもってるねん!

これ、大人達の責任やぞ・・・