記録写真#673 幼少時の畏敬の地

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この日は少しランニングコースを変えて、

自身が通っていた保育園の傍にあった

超巨大滑り台がどうなっているか見に行ってみるかと。

 

もう壊されて全然別の景色になっているのを覚悟して、

その地にたどり着くと、数十年前と同じ

滑り台が未だぽつんと!

 

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この滑り台、当時4~5才だった僕からしたら、

超超巨大で、バビル2世のアニメに出てくる

バビルの塔のイメージだったんですね。

 

年長さんの先輩が、どんどん階段を登っては滑るので、

自分も試してみようと一番上まで行くのですが、

ちびっこだった僕の体感的には東尋坊バリの断崖絶壁で、

もしこのすべり台を一度でも滑り始めたら

自分の力ではどうすることもなく下まで

転げ落ちるしかないなと絶望的な気分に

恐怖して足がすくんだ記憶がかすかにあります。

 

数十年経って訪れたすべり台は

えっ?こんなに小さかったっけ??と

驚くのですが、近づいて、しゃがみこんで、

当時の身長の目線で見上げると、

あぁあぁ、こんな感じね、

こりゃ~怖かったんだろうなぁと納得です。

 

今ぶつかってる所々の壁も、

老人になった僕が邂逅したら、

ちっとも大したことじゃないんだろうなぁ。

 

今の僕にはそれが絶対で、必死で

おどおどしながらも乗り越えれた気がしたり

やっぱりだめだと肩を落としたり

そういう連続なんだろうなと。

 

そりゃじじいになった僕は僕で、

絶対その時ならではの、

難題と幸福の繰り返しで日々過ごしてるに決まってます。

でしょ?

40年後の俺!