超薄型腕時計だの超高感度センサーだの近未来テクノロジー雑感

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レマニア5100搭載機のような、そこそこ分厚い時計も結構好きなので、
極薄腕時計崇拝主義ではないのですが、ここまで極端にシェイプされると、
シンプルに、テクノロジーの進化として、興味がわきます。
デザイン的には、全然私的ツボじゃないんですけどねw

しかし70万って!格差社会の象徴だなぁ。
作る側と、買う側で、地球上で、別の生き物というイメージ。

この金額こそが、格差をある程度、
是正する役割も担ってたらいいのですが。

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カシオの超高感度低画素コンデジにもビックリしましたが、
それのフルサイズセンサー版。

もはや、暗闇を、昼間として、撮影可能。
こんなん、室内ノーフラッシュで、1/2000とかで切れますヤン。
幼稚園の発表会だの、夕方の公園だの、撮影チャンスが増えて、
次からの世代のお父さん、お母さんがうらやましい。

画質を落としてでも、ISOを一段あげるか、SSを下げて、ブレを防ぐか、
絞って、被写界深度を稼ぐか・・・E-620で、
色々設定を工夫して、何度も何度も最適値に近づくため、トライした記憶が蘇ります。

さらに、僕ら世代の親は、フィルムカメラで、
年にたった、数十枚の家族写真を撮影して、十分楽しんでいたので、
テクノロジーの進化が必ずしも幸せにつながるとは思えませんが
体験したうえで、チープ、懐古もいいねと、いいたいってのが、
人間の本性だな。

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この手のキャッチって、そろそろ、古くないですか?

多分、僕らの一つ上の世代が考えた人生の最終結論だと思うのですが、
僕ら世代の直感は

受験の先、大学の先はもちろん、明日だって、今日の夕方からだって、全て、キミの未来。

これだと。

遠い先のためだけに、今をひたすら耐え忍んで、幸せを先延ばしにして、
努力するんじゃなくて、
今の努力は、直近の、今のためそのものでもあるんだよな。
そこを、キッチリ言葉にして伝えないと、志半ばで、諦めるか、
ブラック化して滅びちゃう。

先日も、深夜の番組で違和感。
これだけ、ブラック思想って、やばいって、いってんのに、いまだに、
「女性寿司職人として認めてもらうため、寝る間も惜しんで、二つの店を掛け持ちし、寸暇を
惜しんで修行して成功」なんて、ドキュメント番組が、美談として放送される危険。

残業や、睡眠不足を乗り越えたからこそ到達した極み!

確かに、大切な要素です。

ただ、歴史のうねり、振り子の中で、今は、こういう系を、
少し減らさないと、全体がヤバイって反省しだしたんじゃないのか?

ブレブレヤン。もっとちゃんと、しろよな、マスメディア!!

売り上げ至上主義だけで困憊しきった心では、
ワクワクする、テクノロジーは、生まれるとは思えんし、
それらを、キチンと、楽しいと理解して、楽しめる人自体もいなくなるわ。

そんなん、求める未来じゃない。