マニュアル論争 段階をすっ飛ばして議論する事自体が無意味!

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読書感想文を書かせるという塾のコース
僕も授業を担当したことがありますが、
中々工夫されていて驚きです。

まず、好きな所のあらすじをうつそう
その登場人物に手紙を書こう
セリフに対して、自分のセリフでかえしてみよう

などと、
「みよう」
系で子供の頭の中のイメージを引っ張り出して、
名文にまとめあげます。

成るほどなぁ。
ここまでシステマティックにするんや~と感心したものです。

このマニュアルに反対の人の意見が、

そんな指導で完成した感想文に意味があるのか

という点。

ほ~ん、
で、意味って??


感想文がすでに好きに成っている子にも
そのルールどおりに書きなさいなら窮屈ですが、
多分、そのマニュアルはそういう意図で配られたものではないでしょうし、

どうかいていいのか分からない。
感想文を書く楽しさを知らない。

そういう段階の子供に、まず、書き上げきる体験をつませるって凄く重要だと
思うんですよね。


写真って、面白そう・・・と感じた時に、
まずは、大量にマニュアル、指南書を読んで、そのとおりの写真を心がけました。

頭に電柱が刺さってたら串刺し
ど真ん中に被写体が有ったら日の丸
意味のない電線や入り込みはダメ
・・・etc

そういう、具体的なお約束を初期段階で、
一気に吸収する事で、それら作法を踏まえたうえでの、
本来の楽しさの部分を早い段階から楽しめます。

読書感想文のテクニック、
もうね、教科書に最初から載ってるべきだと!
そして、そういう訓練をやったうえで、
濃~い、その子ならではの、トリッキーな創作を、さっさと楽しみ始める。
そんな、子供が増えたらそれこそ、いいじゃないですか!