高校受験遺伝計算問題

親 AA aa
子 Aa
孫 AA Aa Aa aa

孫の組み合わせといわれたらAA、Aa、aaであって、
AA Aa Aa aa と書かないこと。

簡単な問題は、3:1さえ覚えておけば、解けるが・・・


①孫の○が1200個 しわは?
3:1=1200:x
x=400

②孫のしわが1200個 ○は?
3:1=x:1200
x=3600

3:1の順番を間違えないように。


③孫を1200個作った。○は?
☆有名な3:1というのは、孫で優性:劣性の比であって、
なんでもかんでも、3:1で解けるわけではない。

1200x3/(1+3)=900

④孫を1200個作った。しわは?
1200x1/(1+3)=300

⑤孫の○が1200個だった。そのうち、自家受粉でしわができる可能性のある
種子は何個?

微妙に難しい。
1200個の内訳は、AA、Aa、Aa
このうち、自家受粉で、子供で、aaができる可能性があるのは、Aa 
それは、全体の2/3なので、600個

⑥Aaとaaで交配させて1200個種子を作った。しわは何個?

AAxaaの表を書くと、aaは全体の1/2 よって600個

表を自分で書ける力が要る。

中学範囲でも、結構応用問題は作れる。

特に、③がむしろ、頻出。

「染色体」の中の「遺伝子」、遺伝子の本体が「DNA」(デオキシリボ核酸
の用語関係。
DNAが二重らせん構造をとっていること。


山中教授は、IPS細胞 でノーベル医学生理学賞 2012年
遺伝子組み換えで受精卵から作る万能細胞ES細胞と同じ働きをする細胞をつくった。

このことも時事問題でよくつかれる。