デーモンコア事件~東海村被爆者延命事件~海と毒薬

カッコイイ数学用語ランキングの記事を書いて、
さぁ、夜更かししちゃったな、もう、寝るかと。
ついでに見た数学甲子園で、灘高校が優勝という記事。
世紀の頭脳が集まって、ひとつの課題にチャレンジするといえば、
そりゃ~マンハッタン計画に敵わないよな。
 
ノイマンなんて超人的な科学者が、爆縮レンズの理論を
決められた時間内に、たたき出したしたんだよなと、ググッタのが
運の付き。
 
今まで、なぜか知らずにいた、実際に起きた陰惨な事件を二つも同時に知って、
眠れなくなってしまいます。
 
一つ目がデーモンコア事件
 
プルトニウムの臨界限界を調べる実験で、二人の科学者がなくなった事件
らしいのですが、その被爆した科学者の再現フィルムと、再現映画ってのが
あって、その辺のゾンビモノなんか、目じゃないぐらい怖い!
 
バイオハザードなんて、ただのお化け屋敷ってイメージですが、こういう
史実を元にしたものって、なんで、ここまで怖いんだろう。
 
実験失敗の瞬間はもとより、
指先から壊死して、腹水がたまり、体中血だらけになって
絶命していく描写が、圧倒的な恐怖です。
 
その事件だけでも、十分インパクトがあったのに、それの関連という事で、
東海村JCO臨界事故の事を知ってしまいます。
日本で起きた10年ぐらい前の史実で、僕的には、よくある、労災程度に
認識していました。
福島のように爆発とかが起きたわけではないですからね。
 
ただ、その被爆した被害者が、
中途半端に強い放射線を浴びたばっかりに、即死せずに、
生きながらえてしまったのが、問題。
 
東大医学部付属病院で、あらゆる最先端の医療を受けて、
半ば、人体実験のような延命治療がおこなわれたんですね。
 
結果、数ヵ月後に絶命するのですが、その過程がすさまじい。
上記のデーモンコア被爆者の動画を観た後だけに、それよりも
もっとひどい状況だと思うと、リアル吐き気がしつつも、
マウスをスクロールする手が止まりません。
 
ざっというと、
まず、完全に破壊されたDNAにより、新陳代謝機能が全身でストップ。
新陳代謝がない、脳と、心臓のみ、生きながらえ、他の臓器が
確実に腐乱していくという恐ろしい状況。
 
妹の皮膚移植等をしても、離剥、末期は、通常の何倍もの
麻薬を投与し、強心剤を打ち、全身から、毎日10Lの組織液を
垂れ流す状態での延命。
 
これ、第三者の捏造?患者の破壊されていく流出顔写真(怖くて、サムネイル
以上は見れません)や、皮膚がほとんど腐り落ち、両手両足を宙吊りにされた、
状態のサムネイルがチラチラ見えて、恐怖のどん底に叩き落された感覚。
 
完全に、闇が怖くなって、久々、トイレに行くのですら、ドキドキして、
当然、眠れません。
夜明けが来て、部屋が明るくなり始めて、ようやく、眠れたぐらいです。
 
高校生の頃、軽い気持ちで読み始めた、遠藤周作の海と毒薬を
読んだ時(第二次世界大戦時の生体実験がテーマ)にも同じように
恐怖を感じましたが、
この手の、医学の、狂気と、正気の狭間にかんして、複雑な思いを感じます。
 
患者と、治療データがあるからこそ、病気を治す手筈が出来るというのは
分かっているのですが、そこまでして、何でも、治そうとする必要があるのかというと、
どうなんだろう。
 
とりあえず、自分が、医学の進歩に携わる倫理観は、持ち合わせていないなと
確信します。
 
 
最近、脳外科手術の生体実験が盛んだとか。
なんでも、脳の損傷を防ぐため、患者が、意識のある状態で、
頭部を切開し、会話をしながら、機能喪失しないように、リアルタイムで
腫瘍等を摘出していくらしいです。
 
脳自体は、痛みを感じないから出来るというんだけど、
この実験も、吐き気を催しますね・・・・
 
医学も、科学も、最先端は、普通の人間がする事ではないですね。