写真撮影の楽しみを教える

教え子の一人が、僕の持つような、一眼デジがほしい!
次のテストで○○位に入ったら買ってもらう約束!
と一年ほど、いい続けていていました。
お~勉強がんばれよと。
GETできたら、弟子にしたるわ~なんてね。

この夏、ついにGETできたようで、小さな体に大きなズームレンズを
ぶら下げて登場!
わっくわっくの様子です。

まだ、小学生なんですけどね。コンデジでもミラーレスでもなく、
一眼デジに興味を持つとは、なかなか見込みあります。


晴天の海辺に浮かぶ船を撮ろうとしていたので、

ここはなあ、もうちょっと、そこまで歩いてみ~、
角度的に、船の頭と、お尻がどっちも切れなくなる場所あるだろ?

と誘導します。

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彼が、ざっくり撮ったものには、ひつようのない、
電柱などが一杯入り込んでいます。
水平も出ていません。

いま、カッコいいと思ったのは、あの船やんな。
船を一番撮りたかったら、船以外はなるべく入らんように
撮ってみたらカッコいいぞ!
たとえば、縦に構えてみて!
あと、きっちりまっすぐなるようにな。

と僕の言うがままに、しゃっと、縦に構えて
ぴしっと体を固めます。
基本ルールを守ろうとすると、はたからみても、ちゃんとした
姿勢になるもんなんですね。

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カメラに隠れて見えませんが、彼の
ばっちり!という笑顔、伝わりますでしょうか。

もう、彼は写真のとりこでしょう。
小学生のうちから。
なんと贅沢な!

その瞬間に立ち会えた僕は、
もっと贅沢だったかも・・・彼の父親にも見せたかったです。
フォトグラファーデビューオメデトウ!

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