ちゃんと食べるとは

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・・・しっかり食べて元気でね


母親から、たまにもらうメールは、たいてい、こう結ばれています。

家を出て、一人暮らしを始めた頃、
自分の好きなものだけを、好きな時間に、好きな量食べられる
開放感があって、しばらくファーストフードやレトルトばかり食べていました。

で、案の定気持ち悪くなる。


人の体って、どれだけ好きなものでも、単一のものが続くと
飽きるんですよね。
肉ばっかり、草ばっかり食べている動物とはえらい違いです。
人間は別格で、贅沢なんだろうな。


食事や睡眠が単なる「作業」っぽく感じる瞬間があります。


十数分の休憩時間に、匂いや音を気にしながら無理やり腹に詰め込んだり、
この瞬間に15分仮眠を取らないと後半体力が持たない・・・などと、
計算づくで睡眠時間をコントロールしたり。

この生活が、いつまでも続くんだろうか・・・
とおもった瞬間、悲しくなりますが、この感情だって、
他の動物からしたら、贅沢なんだろうなぁ。

たまの休日に、
実家に呼ばれて、ご馳走をいただきます。

たった、一食のために、いろんな小料理が小鉢に入って
ずらっと並びます。
種類が多ければ多いほど、色がとりどりであるほど、
ちゃんと食べた感・・・人間らしい幸福を感じます。


人間なんだから当然か。