滅び行く15kHzモニターの走査線が作り出す独特の映像美

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久々に、明日(今日)はフリーの休みなので、夜食を食べ、
夜更かししてダラダラ楽しくネットやゲームです。
あぁ幸せのひと時。

せっかくですから、こんな夜更けは、実観らしく、マニアックな話題を。
ついてこれる方は是非お絡みください。
いないかw


最近、「新しいipad」なんて、わけのわからんタイトル?!の
アップル新製品が出ました。

なんでも、解像度は2048x1536だとか。
コレを、はるかに低解像度のVitaと同じGPUで動かすというんだから、はなっから
モッサリ必須の予感。
しかも、当面は、1024x768のアプリをコンバートして表示しているだけなんだろうな。

ただ、情報表示端末としては、相当魅力的です。
HDMI接続で、箱○PS3、はたまた、デジタルディバイスとつながって、
簡易モニターとして使えるとかになったらいいんだけど、
アップルが、マイクロソフトsonyに迎合するとは到底思えず・・・
う~ん、時代の、過渡期的商品だなぁ。

同じ解像度のWin8タブレットが出たら、
瞬殺でipad消え去りそう・・・っていうと、信者にしばかれる?


表題の話ですが、最近は、もう、この
「15kHzモニターの走査線」
というキーワード自体が、死語になりつつありますよね。

古くからのアーケードゲーマーでしたら、
当時のゲーセンモニターの、曲面ブラウン管に表示された
びっしり細い横縞(専門用語でスキャンラインといいます)
のある独特の粗くやわらかい映像に
郷愁を感じますよね。

東亜プランの縦シュー、ストリートファイター2セガ体感ゲームetc・・・
これらの名作アーケードは、すべて、この15kHzRGBモニターで遊んできました。

液晶上にて、擬似スキャンラインで遊んでもなんか違和感。
最近は優秀なアプコンも発売されていますが、やっぱり、生15Hzをそのまま表示できる
ブラウン管RGBモニター+15kHz映像信号じゃないと当時の味が出ません。

いつまでも懐古主義ばかりじゃダメですが、
真空管アンプや、レコードがマニア用途として、廃れずに生き残ったように、
4:3ブラウン管RGBモニターも、マニア(業務)用途として、
細々と販売を続けてほしいものです。

ナナオやsony、今こそ、そういう売り上げ度外視の、
コア部門立ち上げてくれよな!
でも、現行コンシュマーゲーム機(PCビデオカード含む)自体、
15kHz出力に対応してないか。

こりゃ~完全に、思い出の中だけになりつつあるなぁ。
寂しいなぁ。