みゆき~想い出がいっぱい

25年積み漫画だったあだち充「みゆき」を読みました。
教え子の男の子が盲腸で入院した時に、

「こんな時、かわいい女の子が独りでお見舞いに来てくれて、
横で、りんごとか剥いてくれたら萌えるよな!」

とアホな話で盛り上がっている最中に、
「そんな設定、あだち充の漫画でしかないだろう(W)」
って突っ込んだのがキッカケ。

原作の感想なのですが、
良くも悪くも80年代の独特のもどかしさ(メールはおろか、携帯すら、当然ない!)
そして、アラサー、アラフォー世代がもやもやと記憶している、恥ずかしい言葉で言えば(W)
古きよきピュアさが、濃縮されています。




この動画につけられたレスを読みふけっていたのですが、
みなさんの想い、なかなか、いい感じです。

H2Oの「想い出がいっぱい」は、僕が小学校6年の時に、
小遣いをはたいて、二番目に買ったミュージックテープ(ちなみに一番はゴダイゴ!)
に入っていた名曲で、この次の「シュガー ウェディングベル」などともに、
頭に焼き付いているのですが、
この曲が、アニメ版「みゆき」のEDだというのは、25年経った今はじめて知りました!

しかし、こういう甘いストーリーを作り上げたあだち充も既に、還暦前。
作者自身、もう、このレベルの世界を創り出す事は出来ないんじゃないかな。

当時同世代だった人たちも
すっかり年を取ってしまって、すさんだり、やつれたり、あきらめたり・・・
でも、はっと、何かを思い出した気がしました。

色々好きなシーンはあるのですが、
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にはこみあげるものがありますね。

そうそう、若い頃の僕が未来に、求めていたのは、
こんな、やさしい、ささやかな瞬間でした。

一瞬だけですか、
明日は元気よく頑張ってみたいなどと。
たぶん、一瞬で、現実に戻りますが(W

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