今更エースコンバット6クリア!最遅レビュー?

箱○デビューしたら、絶対やりたかった、箱○独占ソフトの一つ
エースコンバット6

昨日の深夜、ようやく、一周目をクリアしました。

久々gameレビューを★


最初に、起動させて、オープニングムービースキップさせずにきっちり見るのですが、
大量の戦闘機が、地上支援部隊と同時に戦う「実戦」ってこんな感じなんだろうなぁ~
というのが新鮮でした。

それまでの、フライトモノは、処理能力からか、多数が、おのおの独立して戦うというのが、
あまりなかったですからね。

3Dエンジンに関して、最初におぉ~って思ったのが、
機体に当たる、夕日の陰影と、ミサイルの煙の伸びの美しさ。

でも、残念なのが、後半になるにしたがって、
ドッグファイトに必死になればなるほど、ウリの、
景色や、煙を楽しませてもらえず、ひたすら、激しいローリングで、画面をぐるぐる回し、
マーカーのロックと、AB、エアブレーキの繰り返しで、画面や作業が「単調」になって
しまうんですよね。
これは、リプレイでも同じ。
レースゲームと違って、戦闘機系の、自動リプレイの効果的な見せ方って、難しいんだろうな。


このあたりは、ビジュアル的に、
映画調の楽しませ方に長けている、「アフターバーナークライマックス」や、
PSPアフターバーナーブラックファルコンのような、
固定式フライトモノには全然かなわないな。


こんなに進化しても、地面に近づいた時のオブジェクトの「チャチさ」は
どうしようもない(W
こればっかりは、このタイプの描画方法をしている限りは、宿命なんだろうなぁ。
いっそのこと、レースゲームの側道景色のように、アラートをだして、一定以上は近づけないように
しちゃえ(w

でも、往年のセガウイングウォーなんかは、
角切りの、荒いソリッドポリゴンでも、地面オブジェクトの「リアル感」と、それに伴う、
低空を飛ぶ「浮遊感」がものすごく気持ちよかった。
そういう方向のみせ方の工夫に特化した面があってもいいかも。

「空間移動」の気持ちよさは、
同じく、セガジェットセットラジオなんかも、凄かったな。
あれは、上空を飛ぶのではなく、サイドに、高速移動するオブジェクトがあるからこその
気持ちよさなんですよね。


戦闘機モノでも、コンシュマー用であるのなら、リアルファイトより、SFヨリに振って、
ジェットコースター的な臨場感をデフォルメする
シーン、例えば、ファイナルミッションの、砲身の中への突入みたいなのを
もっとみてみたい気がする。


ドッグファイト要素方面のgame性進化は、PSの頃から、ほとんど変っていなくて、
変に懐かしい+少し期待はずれ(W
ドリキャスの、エアロダンシングFぐらいは、ほしいな。
結局、リッジが、ずっと変らない、ゲーム的挙動なのとおなじで、エースコンバット
空戦ブランドとしての変らないゲーム挙動を確信犯的に維持しているのかな?


その方向に関しては、20年前のPCgameである、F-29のgameバランスが見事すぎたからなぁ~。

ミサイルはもとよりバルカン一発、燃料一滴を計算して、レーダーを注視し、
最後の切り札の、チャフやフレアを丁寧に使って、ミッション終了後は、
きちんと着陸して・・・という楽しみ方が、難易度設定しだいで出来るようにしてもいいかも。

コクピットのみせ方も、折角、ディスプレーがHD化しているのだから、
もっと計器が動いたらいいのに。
夜戦でのインパネバックライトとかもかっこいいんだから!

方向変更の時に、一部のレースゲームのインパネや、
往年のPCフライトgameのユーロファイター2000コクピットのように、コクピットが連動して
視線方向に対して、斜めに移動するエフェクトが選べたらたのしいんじゃないかな。


・・・と、発売から、3年以上も温めた期待が大きすぎて、
ほめるより、未来への願望がメインのレビューになっちゃいましたが、
結論的に、娯楽に関して、非常に厳しい(W)僕を、エンディングまできっちり楽しませてくれる
貴重なソフトの一つでした。

開発スタッフの皆さん、そして、貸してくれた後輩に感謝!
・・・って、買えよ(W

次は・・・レインボーシックスベガスあたりかな?
これ、2から、やってもイイのかな?