そういうのを、積極的に移植してくれる、
メガドライブ、サターンの流れをとても大切にしていて、
できれば、買いたく無い!と思っていました。
ライバル機を入手した後でも、なぜか、
セガ以外のハードが繁栄していくのに、変な焦りで複雑な
思いをしていた記憶が有ります。
おそらく、セガハードが衰退したら、珍ソフトを遊ぶ機会が
失われるという無念さがあったんでしょうね。
表題の初期型プレイステーション
導入目的は、リッジレーサーでした。
当時、サターンのデイトナは、フレームレートが低く、雰囲気は
アーケードっぽいものの、ヌルヌル感に乏しかったんですよね。
その点、プレステは、ポリゴン描画に強かったので、リッジレーサーは
明らかに、なめらか!
感じていたところだったのに、凄い時代が来たと興奮していたのを
覚えています。
黒いディスク。超重低音の起動音、未来を感じましたね。
1年ぐらいたって、ディスク読み取り不良→横置き→裏面置き
と、進化していったのが懐かしいw
今で言う、コピーROMを走らせるための本体改造が、
日本橋のケーブルなんて、黎明期のヲタクショップで行われていて、
調度、規制が始まって、「改造は今のうち」なんて、
無茶苦茶な宣伝をされていた記憶が有ります。
この本体、結局、通電せずにそろそろ10年。
もちろん、末期には、読み取り不良多発の状態でしたし、
思い切って捨てちゃおうと。
海外では、日本のレトロハードを買い求めるブームが起こっている
らしいですが、リンクスとか、ゲームギアテレビチューナーのような
珍ハードならともかく、初代プレステなんて、何万台もの
産業廃棄物として各家庭に眠っているでしょうし、
思い出以外の価値は低いという結論。
初期型の証、S端子が懐かしい~~。
キングズフィールドで、ポリゴンオープンワールドの楽しさを初体験
銃撃戦の面白さを知ります。
グランツーリスモで、リアルレースのシビアさを訓練し、
どのソフトも、全部新しい体験で、興奮の連続でした。
今、こういう興奮、ゲーム業界からすっかり無くなったよなぁ。
成熟期というか、ハードの進化が止まったというか。
レースやシューティングのアクションは、単純にポリゴン増、解像度、
フレームレート増だけで、まだまだ吸引力があるでしょうが、
完全に、既存マニア向けだもんなぁ。
リアルタイムストラテジーで、100インチ8Kタッチパネルで、
家族みんなで、おまえ、そっちで戦え!なんて、
画面にタッチして遊ぶとか、そんな時代来るかな。