¥2億! 天文ウオッチ スカイムーントゥールビヨン

イメージ 1

機械式天文時計はどのブランドのものも大変高価になる。

おそらく、実際に売るつもりはあまりなく、自社の技術力の象徴として
作っているんだろうな~。

このパテックフィリップの「スカイムーン トゥールビョン」
なんかは、特に大変な事になっている。

そもそもパテックフィリップ自体、
時計ブランドの中では、電車通勤や、車であっても、自分で運転するレベルの
一般サラリーマンや、公務員の腕には、まず巻かれる事がない。
少し胸糞の悪さ(W)すら感じる高貴なイメージ。

そのブランドにあって、さらに、フラグシップモデルたる、
技術力の誇示を任されているわけだからもう大変。

宝石や、貴金属で値段を上げるという「機械」としての時計にとって邪道な
方法は使わない。

コンマ1mm以下の「ホコリ」のような1000個近いパーツを腕の上に
乗る範囲に集積させる。


ロケットモーターや、F1マシンを作るのと同じ、ねじひとつレベルで
完全にハンドメイド

その結果、定価は約¥2億!

よくジャンボ宝くじが当たったら~と妄想するが、
一等でも、この時計ひとつしか買えない。

現時点で、人類がたどり着いた工業製品の頂点のひとつで
ある事は確かかな?