SFは絵である

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野田昌宏さんの名台詞。
ずっと前に、NHK人間大学のテキストも
もっていたんだけど、アマゾンで高値で売れる事を知り、売却。
もったいない事をしたかなぁ~

・・・それはともかく、
「ムーンサイン」の原稿を書いていて思い出したのが、

創元推理文庫
ジュール ヴェルヌの「月世界へ行く

当時のSF小説は、本当にイラストがカッコイイ!
インクがセピア色に退色したのか、
それとももともと、セピア色の色使いだったのか
どちらかはよくわからないけど、
いまどきからすると、非常にチープなのに存在感がある。


本文にひとつも挿絵が無くても、
表紙の「一枚」
だけで、イメージはどんどん膨らみ、
表紙の「一枚」
だけで、少ない小遣いをはたいてゲットを試みる。

これが、写真だとイマイチ。
こういう雰囲気の「絵」描きは
今ではいないのかなぁ~。