ついにこの日が来ました!

10年ほど前、ギナーンに移籍したSinn氏に直接注文して取り寄せたカタログに
入っていた1550SGのポスターを額に入れてずっと飾っていたのですが、
本物が僕の手元にやってきました。

時計雑誌を何冊も読んで、価格含め、あらゆる世界中のいろんな時計の
中で、一番気に入った「販売品」がSinn156。
そして、それの、直系オリジナル、ただし、残念ながら、
「非売品」だったのが、Heuer1550SGでした。
2000年初頭、
Sinnのカタログの156紹介ページで、Sinn155(1550SGの極少量民間販売モデル)の
伝説が充々語られ、Sinn155こそが、Sinnのブランドイメージ、そして、
その現代版が156という刷り込みを受けていました。
156が当時のSinnのフラグシップモデルだったのも、
初期EZMシリーズのレッドサークル3Hロゴモデルにカリスマ性が有ったのも、
この1550SGデザインの遺伝子があったからこそなんですよね。

この雑誌記事155紹介文で「参考品」の3文字が重かった!
手に入れれるものではない、あこがれるためだけの対象・・・
当時は、まだ、オークションやネット海外通販がそれほど発達していなくて、
一般人の僕が入手できるものだという発想すらもてませんでした。
この2ショットシーンに何年あこがれたか!
家のローン残高からしたら、なんてことない価格ですが
時計としては、もちろん、かなりの予算が必要でした。
ただ、チャイナ効果で、この10年で既に相場は、倍。
イメージ的には、更に倍ぐらいまでは、この数年以内になる予測をしています。
数は、世界に流通しているものだけですし、
既に30年以上前の製品かつ、二度と同じものが生産される事もないですしね。
今を逃すと、もう、二度と手の届かない価格帯になるであろうと判断して、
色々記念になった2015年の締めくくりのこの機会に。
この手の時計は、価格の減価償却がほとんどないので、
有事には手放せば、基本、入手時の現金になります。
もちろん物によっては、入手時以上に!
しばらく、まだ余韻に浸っています。
新たな、僕のステイタスシンボルとしてMyアイテムに加え
愛していきたいと思っています。