自分が少年時代に通りがかったころは、それなりに繁盛していた
店がホボ、オブジェ化しています。
よい「枯れ」です。
無理なく、でも食えなくならない程度にはがんばるさじ加減、
皆と楽しく、穏やかに日々をすごす生き方は、
時に自分も、周りも不快にし、
何が何でもガツガツと上を目指し続ける
生き方よりもずいぶん良いと思うのですが、この感覚は、
20代、ましてや10代の頃の僕では絶対に理解出来なかっただろうな。
note
アメリカンドリーム=日本的体育会的雰囲気
何事にもポジティブにしなければ気がすまない
物事は右肩上がりでないといけない。
何かを得たら、何かがなくなるというトレードオフの感覚が一切無い。
やれば出来る、すべては解決できるという全能感。
苦手な感覚。ある種の宗教観。
「がんばっても無理な事がある」
というのは、夢を否定しているのではなく、
努力することを無駄だといっているわけではない。
その事が腑に落ちるのは、何かを諦めた経験があってこそ。