高校受験数学テクニック本は高校への数学に帰着集約する

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数学問題集で、塾技だの、スーパーテクニックだの、
本屋であぁ、面白いなあ~としばらく立ち読みして、危うく、発作的に
色々買いそうになりましたが、思いとどまりました。

結局この手のテクニック本は「高校への数学」にかなう本は
ありませんからね。
高校への数学も、ペラペラの雑誌じゃなく、図鑑みたいな
超分厚いヤツを一冊で~んと作って欲しいよな。


教科書を隅々まで一通り、マスターした後、受験直前までの数ヶ月を
鍛えるための、解法テクニック本・・・ありがたい存在ですが、
選び方を間違えると、レンズ沼ならぬ、発展問題沼に陥ってしまって、
本題を見失ってしまいます。
それをしらなきゃ解けないという強迫観念に追われるのは、
このレンズを持っていないと、撮れない!とヒリヒリする
のと同じです。

とらなきゃいいだけ。既存のシステムで、
もっと撮るべきものはいっぱいあるはずなんですが、舞い上がってしまうんだな。
ちょっとぐらいは、そういう踊らされる感覚も楽しいですがw

数学は、高校受験数学であっても、発展問題の「闇」は
限りなく深く、リアルタイムの現役生が、制限時間内で、
極めきることなんて到底できません。

と成った時、偏差値70overを目指すのでない限り、
結局は、普通程度の公立過去問を、丁寧に解いて、
分からない時は解法を読んで、自分で、肌感覚を身につける作業が
結局、一番重要なんですよね。

ノートをガンガン消費して、場数命かと。


あんまり、変なテクニックに走り過ぎないように気をつけなきゃ。
趣味の数学じゃないんですからね。

高校受験を考えた時、たった、数年で、トレンド・・・出題傾向が変わって、
はたまた、用語自体が変化してしまう理科と比べて、
数学は、僕がリアル中学生時代と、ほとんど変化がありません。

その分、解法については、十分過ぎるほど議論、吟味されていて、
既に世の中に出尽くしている感があります。
でも、いまだに新作は作られているし、売れているもの、そうでないものは
あるんですよね。
おそらく、イマドキは、フォントや、カミシツ、表紙デザイン、書籍自体の重さや
サイズも重要な要素なんだろうな。
しょぼい装丁のものは、中身がよくても、手にとってもらえないんですよね。


本屋の参考書コーナーで立ち読みしていて、
親子連れなんがかが、

この参考書は?
難し過ぎる!
あんた、塾で、何やってんの??

などと、ミニ喧嘩を始めだしたりします。
よほど、割ってはいって、

「今の状況の彼だと、コレですよ」

と教えてあげたいなとw