受験理系科目の難問演習

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30日に仕事納めの後、31~2と3日間、
ひたすら息子の受験勉強・・・数学を付き合っていました。

最初は、できるわけがない!と卑屈に、イラつくんですが、
がまんして、解いているうちに、できるようになってきたら、手のひらを返したかのように
高飛車になりだしたりして、
そういう、極端な、ハイ&ローを、ハタでみていると、人間の滑稽さを感じます。

数学って、学校の教科書と、入試問題の難易度に大き過ぎる「壁」が
ありますよね。
この教科は、独学では非常に勉強しにくいと思います。

たとえば、平気で、ルジャンドルの定理や、チェバ・メネラウスの定理が
既知の事実でないと解けないようなヤツがでています。
あれは、卑怯や。
ただ、今は、ネットが発達しているので、ある程度すぐに解法にたどり着けるので、
凄く助かります。
youtubeで個人の授業がアップされていたりして、こと「説明」だけを
求めるのであれば塾はイランかもと。

もちろん、塾は、説明をするためだけの場所じゃないんですけどね。
むしろ、高校受験レベルだと、
勉強のコーディネート、マネージャー的な役割の方が重要です。


理科でも、斜面上を落下する物体に掛かる分力を擬似三角関数で求めさせたり、
中学では、未習のはずの運動第二法則の知識がないと無理な問題がでます。

あまつさえ、合成回路のブリッジや、一次関数を利用した顕微鏡での被写体倍率、
ドップラー効果と絡めた、発音体が移動している計算問題とか・・・
これ、完全高校物理ヤン。
どうせ、そういう問題は、権威でだしているだけで、
解けなくても、合格するんでしょうが、赤本を学習する子供にとっては
ドレができる必要があって、ドレが、できなくてもいいなんて判断は
できませんから、非常に迷惑です。

まぁ、中学受験理科はもっと酷いんですけどね。

もっと、教科書範囲内だけで勝負して欲しいよなぁ。