横で寝る娘

おもちゃ袋に、いっぱい、かわいいミニゲームを詰め込んで、
久しぶりのレアな休日、いっしょに遊ぼうと誘われます。
 
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オセロ、強いねんでぇ~!
確かに強い!
大人気なく、本気を出して、ぎりぎり勝ってしまいました。
 
負けてあげたほうがよかったかな。
 
無邪気に、時間が尽きるまで、いつまでも遊ぼうとせがんできた頃の面影は
少しずつ消えて行き、心の中の、僕の閉める割合が、
成長の二乗に比例して、急速に小さくなってくのが、痛いほど
感じられます。
 
 
そういえば、僕が、父親や、母親と、最後に、一緒に「遊んだ」のは
いつだったかな?
 
 
少し薄暗い部屋のカーテンが、涼しくなった風で膨らみます。
 
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青白い、淡い影を寝転びながら、ぼんやりと眺めていると、
この部屋で、新しい思い出を作ることは、年齢的にも、
もう、あまりないのかな・・・と、やっぱり、過去のみが、美しく、いとおしく、
切ない気分に打ちのめされます。
 
過去に勝る魅力を持つ、未来を見出せないときの、
ダメなパターンです。
 
 
 
娘が年長の秋に生まれた彼女も、
もう、4歳。
人間で言うと、僕と同じぐらいの年に追いつきました。
 
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かつて、息子や、娘が、僕の腕枕で寝ていたであろう場所に、
今は、しばらくごろんと。
 
ペットだと、いつまでも小さいままですが、
その分、寿命が短い!
 
せめて、長生きしてよな。