美しく無い植物達

中学頃の国語のテストで、写真論が出たのを覚えています。
うろ覚えなのですが、要旨は、以下の感じだったと思います。
 
『写真というのは、絵画等と違って、常に真実だけを写すものだと、
思われているが、そうではない。
親が撮る子供の写真ひとつとっても、笑顔のものがほとんどで、
撮影者の主観で理想の瞬間だけが切り取られているものである。』
 
子供心になるほどなと、問題を解きながら感じたのを覚えています。
 
 
花や植物も同じですよね。
写真撮られ、飾られるものは、とにかく美しい瞬間が多い。
実際にさいている花以上に美しい時もあるぐらいです。
写真は実物を越えられない・・・なんていわれることもありますが、
実際どうなのかな?
2Dは時に3Dを凌駕する事もあって、
どちらがよりすぐれているという事は決められない気がします。
 
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真実は、美しい状態の間のみという考えは間違いで、
山アリ谷アリの中で、常に流動していて、それらセットで、真実なんだと最近感じています。
 
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美しい状態が終わったら、それは、真実ではなく、虚偽になる・・・なんて
考え方は好きではありません。
 
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勝ちっぱなしも、負けっぱなしも無いのが自然の摂理ですもんね。