Photorecording #128 数十年ぶり?そして、最後の予感

月に一度、実家に孫を引き連れて、帰ります。
娘、息子は、じいちゃんに連れられて近所のスーパーに小物を買い物に行くのが
この数年のお楽しみの時間でした。

この日は、いい天気に誘われて、僕もついていくことに。
とても珍しいことです。

孫たちは、じいちゃんを置いて、スーパーまでチャリを競争で飛ばします。
2年ぐらい前までは、娘は、じいちゃんのチャリの後ろに座って、二人乗りで
行ってたのにな。

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親子二人で、子供たちをおいかけます。

まぶしい光の中で春の花がフワフワ輝いています。
二人で、自転車を止めて、あぁ、キレイやなぁ。
これが、自分の庭に有ったらなぁ。

などと少し話します。

娘は、女の子やのに、こういうのを美しいと
感じる力そんなにないねんな・・・と、愚痴をこぼしながら、
持ち歩いているTG-850で、さらっと写真を撮ります。


そんな風な、時間を父親と過ごしたのは、
何十年ぶりだったんだろう?


そのときは、特別に、何も感じなかったのですが、
後で、写真を観たときに、ふっと思い出し、
そして、そんな瞬間は、もう、残された人生の中で
あんまりないのかも・・・なんて思ったりして、
少し寂しくなりました。

これこそ、「記念写真」です。

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