対象喪失～悲しむということ

対象喪失―悲しむということ
小此木 啓吾
を熟読中。

図書館で借りたこの本、今から、30年前の書物で、
もう、黄ばんでボロボロになっていますが、
すでに、何十年も前に、僕が感じる疑問や悩みについての
考察がそうとう、熟成されきっていたんだなと。

無限ループしているだけの思考パターン、
先人が発見してすでにたどり着かれている知恵を追っかけてるだけの行動が、
特に精神領域には多いように感じます。

写真技法・・・もとい、風景の見方、閉じ込め方も似たようなものなのかも。

初音ミク　サイハテ

初めて聴く曲ではないのですが、
たまたま改めて歌詞をちゃんと読んで、これは、
亡くなった対象にたいする別れの曲・・・歌葬曲なんですね。

作者の小林オニキス氏が、作詞作曲PV作成すべて独りでこなしているだと！
現在のダビンチだなぁ。ヲタク界の閉じられた世界の中だけど。

こういうのをぽ～んとアップして、数百万HITして、
刺激された同士がさらに二次、三次作品を展開して・・・
という流れは、趣味としての写真のSNSをはるかに超していますよね。
どんな人気フォトブロガーでも、
その人の写真をみに、100万人は来ない？！