プロの撮り方 人物写真

自分用雑記メモ

相変わらず、このシリーズは、レベルと志が高い
教科書ではなく、教訓書である。

ある程度は、シリーズ共通の要素が繰り返し登場するが、
ちゃんと、それぞれのテーマごとに、主題があって、それが明確。

普遍的なバイブル+雑誌等のライトで具体的なアドバイス
の両面から学習するのが正攻法か。
後は、当然場数ね。

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人物は普通の題材だが、実際にとるのは最も難しい題材

外見+性格
写真に何を語らせたいか

メッセージを補強する要素を探す
パターン、形、色、表面の質感、フレーミングすべて
明暗さ、導線

人物が構成要素なのか、主題なのか

撮影者の肩越し45度

煙、ホコリで、窓から光線

顔の四分の三が光

影が強いときは消すのではなく、薄くしてやる(レフ板)
フラットになったらだめ

ストロボにオレンジのジェルを塗る
ディフィユーザーを付ける

ジャーナリズム・・最適な時間帯まで待てない
工夫の道具を持つこと。日陰、壁で拡散された光 

逆光は髪の命
影が、カメラに向かって伸びる
背景が暗いときでの逆光 エッジが光る

人物写真は、被写体との共同作業

スナップ・・・何かに夢中な様子をそっと撮る

爪先立ちした瞬間を撮る

決定的瞬間 被写体の動きを予測する
あらゆるものとの関係も予測する

パターンと、それを崩す要素
中心からずれたところ

最初はバッグにしまっておく。
会話に引き込むのに時間がかかってしまう。

風景は象徴、視覚的に面白い
人物は精神、人物が、他の人物と関連を持つときの一瞬

どんなに美しくても、人と人のかかわりが見れなければ無意味

ポートレートは相手に信頼されないと内面が撮れない

肌のてかり・・・フェースパウダー

人物は六十分の一以下には原則しない

音楽CDのジャケットはねたの宝庫

環境ポートレート

被写体となる人物と十分に一緒の時間をすごす

グループポートレート

どんな集団なのか
全員を撮る...並び方と光
ひねりの効いた仕掛け写真

家族をテーマ
カメラを持たないと物足りないように感じるまでカメラになれる

生活を物語るものを探し出し、
画面に取り込む

走り回っている 1/250 ISO400 ズーム

感情が表れる瞬間

イベントは、自分の子供だけでなく、他の子供も入れて全体の雰囲気を撮る

何が自分をひきつけるか考える
そのイメージで何を言いたいのか、最善の方法は

手足などの細部の描写

ある、コミュニティーをえらび、撮影のためだけでなく、
精神的にもかかわる

幻想の中に生きてはいけない
直接かかわらないと、伝えるものは撮れない

一緒にすごしたいと思える人の写真を撮る

自ら被写体を探して、そのひととかかわり、撮影に出かける

一枚の写真は一万語の言葉に値する

体つき環境だけでなく、感情、考え事までをたった一枚に捕らえる

一枚で完結しているフォトエッセー
俳句のように物事の本質が凝縮されているもの
どんな写真なら、それを満たすか、考えてみる

他の写真家の作品を見て、
彼らがどのようにして、その結果にたどり着いたのかを考える

その人自身と、その人について物語るもの両方を表現している
それが最高の傑作作品。