大空は、どんな秘密をにぎっているか・・・。
のリードで始まるこの記事。
私の宝の一つ
「ジュニアチャンピオンコース 地球ミステリー探検」
の一つ。
風に乗って綿のように、大空から舞い降りる。
拾い上げると崩れてなくなってしまう。
短い時間に消えてしまうので科学的調査は出来ていないとの事。
心理的に、いやぁ～な予感がし始める。
なんせ、万能の「科学」で太刀打ちできない謎はたいてい・・・！
イラストの、人々の愕然とした表情に心臓に圧迫感を感じつつ、
次のページをめくるとぉ・・・
予想通り、話が急展開。
１９５２年ピレネー山脈の麓のオロロン地方で、
大量の天使の羽が降ってきて、上空で、空とぶ円盤が目撃されたらしい。
で、結局、UFOの排気ガス説ということに成っているんだけど、
もう、その強引なくだりが当時の少年の心をわしづかみ！
日本でも発見された！
と、ミニ年表で
昭和３２年１０月４日岩手県、昭和３４年１２月１２日石川県・・・
と、日本にいるからといって、UFOの魔の手から逃れられないよ～
と、きっちり押さえているところもGOOD。
読んだ当時、もし、今、天使の髪が降り注いだら、決して、空を見上げずに、
一目散に自宅に戻り、鍵をかけて閉じこもる気満々だった。
ドキドキしたなぁ～。
つくづく、当時のジャリ本の演出は凄い。
で、結局２１世紀の科学は、エンジェルヘアーを解決したのかいな。
