2020年7月リアル書籍立ち読み雑感 ナショナルジオグラフィック別冊シリーズ~昭和キッズが心踊らした、ドラゴンブックスの大人版

月イチの紀伊国屋書店グランフロント店立ち読みDAY

かばさわさんのストレスフリー大全は結局メルカリでポチる方向で、

途中で切り上げ、

残りの時間は、久しぶりに理系雑学を投入しようと

科学雑誌コーナーに向かいます。

 秘密結社~~!!

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昭和キッズ用だと時価13万でオクに流れてるんだよな。

「アジト」とかいう名をつけて多分、ノミ・ダニまみれの

倉庫にお宝(火薬おもちゃや駄菓子w)持ち込んで

猫の腐乱死体見つけては大騒ぎで逃げたなぁw

 

 男や吸血鬼、ゾンビ、ドラゴンといった伝説上のモンスター、UFO・宇宙人やミステリーサークル、バミューダトライアングルから、超能力などの未確認の現象、ピラミッドやストーンヘンジ、モアイ、アトランティスなどの古代文明・遺跡に至るまで、現代でもなお謎に満ちている事象に対し、最新の科学を駆使して検証し、その真実に迫るエンターテインメント読み物。

 

おいおい、当時の俺たちは「エンターテインメント」じゃなく

本気で恐れおののいて真剣に研究してたっちゅうねんw

 

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これも一時十数万になってたのが、

復刊ドットコムで復刻されて、¥5000弱で

手に入るんですよね。

いつでも手に入るとなると、逆に別にいいやという

不思議な購買意欲w

 

ナショナルジオ別冊の惜しいところは、

イラストが当時のおどろおどろしさがないって事

テキストも、「怖がらせよう」という意図が無いので

普通の理系雑誌に成り下がってしまっています。

それじゃ~ないんだよ。

当時は宇宙は学校の理科でお勉強として習う退屈な学問ではなく、

ゲーセンや、ガンプラと同じカテゴリの

「自分から興味を持って知りたい」とのめり込む文化でした。

 

ロケットや宇宙服の造形美、発射シーンや再突入の躍動感、

SFの中で想像図だけだった、空想の天体がどんどん実写に

なる、しかも年単位で新情報が!

そりゃ興奮するよな。

でも、この本、扱うトピックスは当時とそんなに変わらないのに

どうも、胸躍る感が足りない。

「子供に興味を持って買ってもらうためのしかけ」

が実は、子供だけじゃなく全年齢に向けた興奮演出だったんだなと

改めて感じます。

もっと、そういう方向に特化したサブカル的宇宙雑誌

どこかに無いんかなぁ。

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そういう可能性を一番感じたのが

図録王立科学博物館だったな。

このコンセプトで色々シリーズ化してほしいもんだ。

 

 

 

 あと読んだのが、この手の

「世界の7不思議」系と「オカルト」系

世界の謎は世界遺産紹介本みたいになってて垢抜けてて駄目w

オカルト伝説は、書いてるライターがオカルトを信じていないので駄目w

 

やっぱりこの世界の、独特のさじ加減は

「ムー」の執筆陣にまかせんとな。

ケトル VOL.43

ケトル VOL.43

 

 

片っ端から立ち読みを通して、

自分がこの手の文化がすごく好きで、相当な時間を費やして

楽しんでいたこと、

そして、その体験が、頭の奥底に大量に眠ったままになっている事を

再発見できたのは貴重な時間でした。

 

来月もモウチョイ続きを楽しもう。

一冊ぐらいは買ってあげないとネw