月イチの紀伊国屋書店グランフロント店立ち読みDAY
かばさわさんのストレスフリー大全は結局メルカリでポチる方向で、
途中で切り上げ、
残りの時間は、久しぶりに理系雑学を投入しようと
科学雑誌コーナーに向かいます。
秘密結社~~!!
昭和キッズ用だと時価13万でオクに流れてるんだよな。
「アジト」とかいう名をつけて多分、ノミ・ダニまみれの
倉庫にお宝(火薬おもちゃや駄菓子w)持ち込んで
猫の腐乱死体見つけては大騒ぎで逃げたなぁw
男や吸血鬼、ゾンビ、ドラゴンといった伝説上のモンスター、UFO・宇宙人やミステリーサークル、バミューダトライアングルから、超能力などの未確認の現象、ピラミッドやストーンヘンジ、モアイ、アトランティスなどの古代文明・遺跡に至るまで、現代でもなお謎に満ちている事象に対し、最新の科学を駆使して検証し、その真実に迫るエンターテインメント読み物。
おいおい、当時の俺たちは「エンターテインメント」じゃなく
本気で恐れおののいて真剣に研究してたっちゅうねんw
これも一時十数万になってたのが、
復刊ドットコムで復刻されて、¥5000弱で
手に入るんですよね。
いつでも手に入るとなると、逆に別にいいやという
不思議な購買意欲w
ナショナルジオ別冊の惜しいところは、
イラストが当時のおどろおどろしさがないって事
テキストも、「怖がらせよう」という意図が無いので
普通の理系雑誌に成り下がってしまっています。
それじゃ~ないんだよ。
当時は宇宙は学校の理科でお勉強として習う退屈な学問ではなく、
ゲーセンや、ガンプラと同じカテゴリの
「自分から興味を持って知りたい」とのめり込む文化でした。
ロケットや宇宙服の造形美、発射シーンや再突入の躍動感、
SFの中で想像図だけだった、空想の天体がどんどん実写に
なる、しかも年単位で新情報が!
そりゃ興奮するよな。
でも、この本、扱うトピックスは当時とそんなに変わらないのに
どうも、胸躍る感が足りない。
「子供に興味を持って買ってもらうためのしかけ」
が実は、子供だけじゃなく全年齢に向けた興奮演出だったんだなと
改めて感じます。
もっと、そういう方向に特化したサブカル的宇宙雑誌
どこかに無いんかなぁ。
そういう可能性を一番感じたのが
図録王立科学博物館だったな。
このコンセプトで色々シリーズ化してほしいもんだ。
あと読んだのが、この手の
「世界の7不思議」系と「オカルト」系
世界の謎は世界遺産紹介本みたいになってて垢抜けてて駄目w
オカルト伝説は、書いてるライターがオカルトを信じていないので駄目w
やっぱりこの世界の、独特のさじ加減は
「ムー」の執筆陣にまかせんとな。
片っ端から立ち読みを通して、
自分がこの手の文化がすごく好きで、相当な時間を費やして
楽しんでいたこと、
そして、その体験が、頭の奥底に大量に眠ったままになっている事を
再発見できたのは貴重な時間でした。
来月もモウチョイ続きを楽しもう。
一冊ぐらいは買ってあげないとネw