α99+sal5014
時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」
父親が珍しく面白そうな新刊があったと、理系の新書を買って
僕が興味を示してると、先に貸したるわ!としばらく読みふけっていました。
一般相対性理論の結果として導かれた、
ウラシマエフェクトやトップを狙え!でのSFギミックは
良きヲタクライフを楽しむ程度には知っていたのですが、
殆どの知識が高校~浪人時代をMAXにして30年ほど
止まっていました。
久しぶりに読んだ、文系向けの最先端理系知識本
いくつか新しい発見があって、忘れてた知的好奇心を
満たす、くすぐるという楽しみ方を思い出しました。
そうそう、高2ぐらいまでは純粋に理系学問の可能性を信じてたよなぁ。
一番、衝撃だったのが、
未来方向への時間ジャンプだけでなく、(コレは
高速運動や、高重力の場所で時間が実際に早く進む事で有名)
過去方向へも時間は広がっているという事実。
ただし、実際の過去へのタイムトラベルは、マイナスの重力を持つ物質の
発見等乗り越えるべき壁は多く、
実際に過去に進んだとして物質にどういう現象が起きるのかは
宇宙の始まりや魂の正体と同じく「わからない」が
現時点の正解とのこと。
ただ、こういう答えの出ない問を空想することは
案外楽しくて、自分の頭の中で、
親殺しのパラドックスの結末を想像して楽しんでいました。
僕なりのふわっとした結論だと、
過去に戻った人と元の自分が触れ合ったら
対消滅すると。
んじゃ、触れ合わずに、お互い顔を合わせるだけなら?
これが幽霊の正体かっ!
自分と同じ顔の人をみたら必ず死ぬという
都市伝説アリませんでしたっけ?
そうそう答えの出ない問といえば、
100分de名著のカント特集もなかなか力作でした。
番組を見終わった後ですが、
ムック本買おう!