光と影#9 老後の楽しみに今は我慢はきっと怪しい

欠乏感はお金の額ではない

自由な時間も同じ

払ったその時だけでなく、

生涯にわたって何度も繰り返し思い出して幸せに浸ったり盛り上がったりできる価値

良い普通悪いではなく、個々の価値観を才能として活かす

飼いならされた「いい子」でありたい

嫌なこと、苦手なことをがんばれる訓練と評価が染みついている

先にリスクを負って後で回収

もっと便利に、もっと早く、もっとたくさんという資本主義には限界がある

いつもの日常より特別な日にこそ価値があるというのは幻想

ただ、そういう人種も社会に一定数は必要だから存在してる事も理解している

天性才能と練習は違う

未完成でしか出せない

今しかできないしたい事にお金はそこまでかからないと早い段階で気づく

「大変なこと」を「努力する」のは続かないがゼロでもだめ。たまにはいる

楽しみを先延ばししすぎると、いざそれを手にする時が来ても

もうあんまりうれしくなくなる

書いてある内容を読むのと、じっさいに口からきくのは全然価値が違う

みっともないから、がめついからではなく、

そこまでお金が好きではないし、そこまで稼ぎたいとは思わない

優先順位はそこまで高くない

何を経験するか、自分の時間をどれだけ持つかの方がはるかに価値を感じる

これは自分がたどり着いた自分ならではの価値観で、稼ぎたい人、稼ぐ人がいても軽蔑したり嫉妬したりではなく

そうか、それでガンバってね!という心境が本音

この真実をやっと理解した

万が一のために貯金はあればあるほど安心という洗脳

どれだけため込んでも最先端の高額医療費には結局ぜんぜん足りない

老後の楽しみに取っておこうは無理なことが多いとやっと気づく

フィジカル的にできなくなる事だけでなく、

メンタルが枯れて興味を失ってしまう

そんな年頃になったとしても、

してきた経験は最後まで繰り返し何度でも輝き続ける