超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA ~世の中すべてが「超絶技巧」に見えてくる不思議

夏休みのMy宿題だったあべのハルカス美術館での超絶技巧展

もちろんお目当ては池田晃将先生の螺鈿細工です!

まずは腹ごしらえって事で、食べたことのないスパイスカレー ヤドカリーさんに

注文した後で「コーラ」が普通のコーラではなく特別なクラフトコーラと知ってこいつも注文しとけばよかったかとプチ後悔

ヤドカリースペシャル大盛り

いわゆるエスニック寄りの特殊カレーで珍しいモノ食べた満足感はMAX

ただ、何度もリピートするMy好みかというとむずいな

自分には意識高すぎかも

プチ割引きで¥1400

う~~ん、結構するな

県立美術館とかでも¥1000以内が多いので場所代もありそうな

美術館の上のファミマでドリップコーヒーを飲んでカフェインも投下

再入場不可タイプなので3時間は粘るつもりで!

館内はいくつかは撮影可能ですが、お目当ての螺鈿細工は撮影不可

なんてこったい!!

現代アートの方のプロフィールを読んでいて思ったのが、結構皆さん、波乱万丈で、美大受けたけど不合格、全く別の仕事をしてたのにアートの世界へ等色々「普通」じゃないよなぁと

「普通」じゃない人が「創作」で生きていくためには当然飯を食える必要があって、そこらへんはどうやってクリアされてるんだろうなと変なところに興味が

確かにどれもこれも超絶技巧なんだけど、1作品作るのに数か月~年単位でかかるとして、その作品を売る事でその間の生活費+αのお金に成らないとアーティストとしては成り立たないわけで・・・割がいいからやる仕事では絶対ないだろうなぁ

あと思ったのが、「ふだん美しいとも思わない身の回りのありきたりなモノ」を別の素材でそっくり精密に再現して見せた!というアートが多い事

看板アイテムの「スルメ」しかり、金属でできたプチプチしかり、蝶しかり、

たしかに本物そっくりで凄いんだけど、それって、本物で良くない?といったらみもふたもないよなぁと

あと気づいたのが、この手のお宝は「照明」「額」「ケース」もお宝自身と同じぐらい大切な要素だという事

広めのベースの真ん中にポツンと置かれて、色温度低めの強い高原を真上から当てられ天然の超ハイコントラストになっています

専門店のお高い宝飾物ショーケースと同じ手法ですよね

そんなディスプレイをすれば、僕が作ったなんちゃって粘土細工でもそれなりに見えてくるんじゃないかしらとか思ったり

そんな中、すごいなと思ったのがガラス細工の粘菌とケント紙のカメラやラジオ

そしてもちろん螺鈿細工!!!

美術館リピーターの方が持っていた単眼鏡がどれほど欲しかったか・・・

ポストカードはスルメはプレゼントでもらった分

自分では右の3枚を購入

Momaのアクリルブロックに入れて飾りたいなと

一応α99+5014でもいくつか撮影

低照度での撮影が多くなるかなと大口径にしたものの

100マクロを持って行くべきだったなぁと大反省

 

超絶技巧展を観終わった後自分の感性で一番変わったのが、

身の回りの普通のものがそもそも、超絶技巧で、常に囲まれている!って事ですね

一番笑ったのが、すごい超絶技巧!!!と思ってよく見たら、向こう側から見てる本物のおっさんの頭だったというw

エレベーターのワイヤーなんかも展示品の一つに見えてくるから不思議

外の展望台に出ると、撮影したくでもできなかった池田晃将先生の螺鈿ライクのビルがそびえてるやん!と変に関心

 

やっぱり美術館は定期的に通ってメンタルのアップデートが必要だなと実感

ただ、ハルカス美術館さんちとお高すぎるよなぁ・・・

映画館みたいに¥1000Dayとかあってもよさそうな