陰翳礼讃342 間柄の文化、苦悩の存在論

相手が何を望んでいるか、どう感じているかばかりを気にするのも、

相手の気持ちにこたえたいから、つまり自分自身の満足よりも相手の満足を優先させようとするから

自分の日々の生活に意味を感じられないほどむなしいことはない

虚しさを克服するには日々の生活を意味で満たす必要がある

挫折のない人生などない

苦しめば苦しむほど心は鍛えられ

悩めば悩むほど思索は深まり

味わい深い人間に成れる

 

苦悩の存在論

安穏と暮らしている人を脅して苦しむ存在にする

=虚しさに包まれ、日々の生活の無意味間に苛まれていた時はこれが効く

 

困難によって成長するために

困難を造り出すことにほかならない