会場前には念の為小一時間前にはついていたものの長時間用待合室もなく10分前でないと入れない、店の前はただの路上で雨って事で近くのドトールでさほど飲みたくもないぬるいカプチーノでドキドキして待ちます
10分前にいよいよ入場
スターティンググリッドで在庫状況をサーチ
ローズこぶ杢はペンでラスイチ、ペンシルで7本ってとこ
デザートアイアンウッドこぶ杢はまだ数本
驚くのがシアメース ルーチェがまだ6本!
ただし、マイクロカーリータイプやダークタイプは当然全滅
戦闘開始
コレが伝説のシアメース クローズドエンド楔か!
この凄まじい杢が、ハワイアンコアやローズウッドこぶ杢の用に角度を変えると立体的に揺らめくんですよね。その変化がまた未体験の複雑さ
マイクロカーリーのものより奥のダークなヤツのほうが杢のゆらぎが幾何学的で凄いですね
しかしお値段30万・・・富裕層用か・・・この写真分だけで150万!!
触っていいの?怪盗とかおったらやばいやつやん
鍵付きのショーケースに入ってるべきじゃない??
てかこのレベルをたった20分の個展時間でパッと買うのってどうなのとは思います
本来は、ショーケースから取り出すときは白い手袋をして
ふかっとした椅子に座って対面で談笑しながらとかのやつだよな
いつかはアイテム
ローズウッドこぶ杢のクローズドエンド楔
シアメースの30万ほどではないにせよ20万弱
これもおいそれとはお迎えできません
初めて一本一本実際に触らせてもらってチェックしたのですが必ずしも値段が高いやつが自分の好みではないと確信
いわゆるローズ瘤特有のオパールのような内部からの立体光沢感がほぼ無いものとギラギラ光るものがあって別樹脂と言っても過言でないぐらいなんですよね
画像だけのネット通販では絶対に買えないやつや・・・
コレのために新宿個展に来たようなもんという
私的メインターゲットのローズウッドこぶ杢
ペンの方はラスイチなので言わずもがな杢すら観ずに即トレー入れw
ペンシルは7本
直感で即1本トレーに確保した後、同じ時間帯のライバルが来ないことに
一安心して、一本づつ回転させて好みの立体光沢度をチェック
全体がまぐろに近いが回転時に内部から強くキラッと光るもの
杢が少なめな分全体的に明るく立体光沢しているもの
節を修正したあとはあるものの杢も美しく立体光沢も美しいもの
の3択まで絞って永田さんに節の修正の裏話を聴いた上で決断
持ち時間の20分のうち15分をローズこぶ杢吟味に使ってしまいましたw
デザートアイアンウッドこぶ杢はローズこぶ杢のような立体光沢は無く
花梨瘤の金色版という感じで、これはこれで素敵ですが今じゃないかな
シアメースも他のアイテムを何も買わずにこいつだけを買うのはう~ん
・・・という感じ
僕の¥5000感覚で¥5万をポンと出せる富裕層か、何度も来ていて普通の樹種ではもはや心が踊らない超常連客用アイテムだなぁ
ローズ瘤も今回が最後とおっしゃられてるしまぁ断念かなぁ・・・後ろ髪ひかれるなぁ~~どうしましょ??
超高級樹種もオープナーなら比較的安価に手に入れられます・・・が
シアメースだけはココでも王者の価格
通常のものが¥2200~なのに¥11000!!
まさに純銀の価格並やな
ハワイアンコアのオープナーはクローズドエンド楔に使われてるレベルのバシバシの美しい杢で驚きます
そうか、端材といってもコンプロット等ガチのやつを作った時のあまりだから悪いわけがなく樹種コレクション自体が目的ならオープナー収集って庶民向けの楽しみ方だなと気づきます
超吟味して購入した後会計準備の間永田さんとしばし談笑
この時間も楽しみの一つです
ホンダの非売品木製キーホルダーの樹種を聴いたり
裏話をたっぷり楽しみます
というわけで20分+40分FREEの戦闘が終わり次は6月大阪で!と
伝えて新宿ワープさんを離脱
今回の戦利品は・・・最終回に続く