2022年春 工房楔 新宿個展 戦利品鑑賞編前編~シアメースローズウッドの狂気

1000kmの冒険を終了しいつものデスクトップにでんとお宝を

楔オレンジ紙ケースは個展専用なのかな?

モニターには個展3日めの30日陳列動画写し高みの見物をしながら・・・

 

さて今回僕がお迎えしたアイテムは・・・

 

おおおぉ~~~

とうとう我慢できずに¥55000のシアメースローズウッド ルーチェペンを・・・??

 

 

断念w・・・お迎えしたのは悩みに悩んでシアメースローズウッドのルーチェペンではなくオープナーの方でした

ま、僕の財力だとそりゃそうなるよな

コレとて普通のオープナーの5個分の価格!!!!!

 

メルカリを観てると¥55000のルーチェペンを個展の真っ最中に早速¥90000で転売されてて、しかも秒で完売していてびっくり

僕はアート品の市場価値ってセラーとバイヤーのオークション釣り上げ文化も後押ししているって事は認めているものの、最初からせどり目的の参加者が増える事にはもやもやを感じます

こんなんシュプリームの行列にファッションとは無縁の日雇い労働の方々が半グレに雇われて並ばされるのと同じやんと

純粋なファンにとっては商材になると気づいた人が多数参入してくることで、いい時間帯の抽選が当たる確率が下がるのは気分悪いもんな

野原工芸さんもすでにネット販売は一人一本対策を始められていますし、

転売警察の方から永田さんの耳に入って次回からさっさと個展BANされてほしいもんですが実際難しいんだろうなぁ・・・

 

 

気を取り直して結果報告

 

①シアメースローズウッド オープナー

オレンジが強いマイクロカーリー系が目立つイメージあるシアメースですが僕の好みはこのダークなコーヒー色の中に銅光沢の幾何学的な模様が角度によってモワモワ動くタイプが一番衝撃でした

静止画では全く伝わらないのですが、とにかくヤバいのが今まで観たことのない立体光沢のうねり、動く杢だという事です

永田さんの作品紹介動画ではそこの魅力には一切触れられていなかったのでとにかくドキモを抜かれました

この金色部分が角度を変えるとうねうねキラキラ動く動く!

自然光があたったときは特にヤバいですね

錯覚で表面から立体的に少し浮かんで見えるぐらいです

 

www.pen-house.net

イメージが近いのはカランダッシュのバリアスシラス的な光かたかと

しかしバリアスシラス、20万!という超超高級品ながらクローズドエンド楔の30万クラスのアイテムを一杯観てるとあぁコレぐらいの値段ならアリやねと感じちゃうのが怖い怖いw

 

このタイプの杢のルーチェペンは当然すでに完売

あったら逝ってたかも・・・こぇえええな

クローズドエンド楔では残っていてそれの端材で作られたであろうこのオープナーをチョイスすることに

本来オープナーですが栞にするもよし、飾ってよし

今の僕ではコレで十分所有欲が満たされます

 

②ハワイアンコア オープナー

こちらは写真は後ほど

ハワイアンコアも楔のアイコン的樹種の一つですが縮み杢自体は

590さんで入手した栃スタビライズ ブリリアントブルーを持っているので

今はいいかなと

それでもこいつは、クローズドエンド楔で使われているレベルの超極上の

ハワイアンコア(楔動画右端)なのは見て取れて値段も手頃ってことで贈答用にちょうどだなと

ハワイアンコアの縮み杢ってホント不思議なゆらぎ光沢をしますね

この業界がブームにならなかったらこの魅力を知らないままだったんだろうなぁ

 

③楔カッター 花梨こぶ杢

今回絶対に欲しかったのが楔カッター

動画で予習していた時のローズウッドこぶ杢版なんてのは当然のように前日プレオープン招待客枠にて瞬殺で完売

Twitter等でご本人が紹介されていますが羨ましいったらありゃしないですがまぁそこまで太客枠に行く支援をされてきたか・・・って事だから納得ちゃ納得

 

この花梨 こぶ杢は通称関西方面材の赤花梨とは違うオーソドックスなベージュ色の物です。これはこれでエージングしていくといい飴色に変化していくので楽しみですね

花梨こぶ杢特有の黒いシミがまったくないものを十分に吟味

カッターは個人的にちょいちょい使いますし、中の刃は汎用品なので重宝しそうです

 

次回戦利品鑑賞後編は当然あの・・・