記録写真#558 親子であれやこれやと参考書を選ぶ時間

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紀伊国屋書店の学習参考書コーナーでしばし
最新作を物色。

中1の男の子とオカンが、
一生懸命参考書と問題集を選んでかごにバサバサ
入れています。

「これで期末10点あがったらなぁ」
「理科はいらんのか?」
「夏休みもがんばらななぁ」

こちらは本業なので、
あ~~いま、その成績でその本買ったら
本棚の肥やしになるだけだ・・・
その本は、面白いけど、直接点あがらんから
結局勉強やになるよ・・・

と色々解るだけに、もどかしいなぁwと
おもいつつも、よくよく考えると、
その親子の幸せは、実際に点数が上がるかどうかより、

「これいいかな、あがったらいいよな」

と一緒に相談しながら買い物をしたという素敵な時間の記憶
を作ったこと

これに尽きるんですよね。

もう三年前、
息子が高1の夏に勉強なんもうまくいかへん・・・
と絶望してる時にバイクの後ろに乗れ!と
自分が高校のときに放課後よく独りで立ち寄った
東大阪の名店ヒバリヤ書店の学参コーナーに
連れて行った日の事を思い出していました。

結局その時に買った参考書はその後たいして
役に立ってなかったでしょうが、
あの瞬間の何とかしてやりたいという
親心と、
何とかしてくれという子供心の
一瞬の交差の時間...
その前後の苦悩を全てゴワサンにする価値が
ある記憶だよなと改めて。

なんでもかんでも数値結果!としか言わない人の
言葉にいちいち頭痛く反応する必要はないなと改めて
納得した日でした。