自助論を守り続けた人や企業が滅びる時代

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本日一冊目のプライム無料リーディング

最近「自助論」がらみの本を
書店でもよくみるなと思っていたので、
その漫画版って事で軽い気持ちで読みます。

たぶん「君たちはどう生きるか」のヒットにあやかれと、
古典啓発本がらみのメディアミックス商法の一つなんだろうな。

この手の漫画啓発本は漫画+コラムの体裁になっていて、
アンダーライン等引きながら熟読しなくても頭に要点が
インパクト強く入ってくるので重宝しますね。

もちろん、その分原文のピックアップについて、
製作者のセンスが大きく問われますが。


本題
幼少時から、大人たちに「コレが正しい考え方です」
と事あるごとに、刷り込まれたメッセージばかりで、
そんなん知ってるねん。それでうまいこといかんから、
苦悩してるねんってふて腐れてしまいますw

なんせ、この本の原文は明治時代初期!!
そう、あの、夏目漱石の「こころ」の
K氏や先生が守ろうと苦しんで、そして、
守りきれずに自死した「明治の精神」そのものなんですよね。

そういう歴史的事実を知っていると、
この理論さえ守っていれば人も企業も必ず幸せになれるという
わけでもないと。

結局明治末期には戦争に突入し、戦争の無い平成末期でも、
明らかに良い人や企業、サービスが結構な頻度で
滅んで淘汰されていくのを沢山目の当たりに
してきましたからね。

しかし、一周廻って、最近少し思うのが、

それでもこの精神を貫き通す、
得をするためではなく、その方が自分にとって
気持ちいい生き方に感じるから・・・
コレかなと

もちろん矛盾を感じすぎて自死するのはご法度ですがw


誰に見せるでもない、しかし、自分が気持ちいいから
部屋を美しく掃除して花を生ける。

「それして何の得があるの?」

に対する自分の回答を、再認識する機会になりました。


メモ
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転機の見抜き
目的に向ける
品格、器量、誇り
気前の良さ
外部からの援助は人間を弱くする
人のせい 社会のせいにしない生き方
不幸な状況に陥ったとき抜け出す方法
周りが悪いからといって自分が
幸せになる事をあきらめてよいわけがない
将来の利益のために
現在の楽しみを我慢する=克己の精神
真の利益=人間としての幸せ
本当にほしいものはお金じゃない
目標を掲げて努力を積み重ねる
品位をはぐくむ
他人からの評価に一喜一憂しない。
三者が成功や幸福に導いてくれることを期待するのは△
自分の夢は自分の手でかなえる
富は人間の成長の障害となる事の方が多い
個性がいき続けるかぎり最悪の事態に陥ることはない
どんなことがあっても忍耐強く努力を続ける=天才
困難に直面するほど成長
困難と真剣に闘った経験
秀でた才能<決意、意志の力
才能があっても内気な人間は振り向きもされない
節約、教育や保険、貯蓄にまわそう
努力を繰り返せば力と勇気がわく
勤勉
観察力
正確
手際
迅速
時間厳守
自らの肉体と魂の力にのみ全幅の信頼を置く
世間に不平不満をぶちまける人はx
本当によければ、
いつまでも世の中に無視されつづけるわけがない