X9200B導入時に、見たいと思っていた作品の一つでした。
たまこ自体は、あまりにも、萌え豚層に媚びない作品作りが影響したのか、
京アニの中でも、さほど注目されていなくて、売り上げ的には
失敗だったとされています。
そんな中、奇跡的に劇場用オリジナル作品(TV本編の総集編ではない)が
作られ、それが、もともとのたまこファン以外の映画ファン層に受けて、
じわじわと、カルト的な人気が出ているというのは知っていました。
アマゾンのレビューを見ても、家族餠や、カップル等、「民間人」からの
高評価が目立ちます。
もじもじどきどきの、いわゆる、初恋のもどかしさが、
異様なまでに精密に描写されています。
ドロドロ、ぎすぎすした、リアル恋愛を多数経験してきた
「汚れちまった大人」にこそ、この初々しさの感覚は貴重だと。
アクションも、お色気も何もない、ひたすら日常描写の内容ですが、なかなか深い!
二回目三回目を見たらやっと気づく、いろんなアナグラム的メッセージ、
メタファーも、多数、ちりばめられてます。
たぶん、探せば、もっと本格的な考察記事や感想記事があるんだろうな。
も駆使されていますし、こりゃ~人気出て当然だな。
低画質のものを初見しましたが、BDを購入して、
定期的に高画質鑑賞するに値する名盤入りです!
時機を見て、BDポチろうと思います。