ストリートスナップFANにとっての、望遠レンズの存在価値

子供が小さい頃、
運動会や、発表会を待つまでもなく、
休日に、自宅前の道路や公園で、
思いつくままに一日中遊び続ける娘や息子を
遠くから眺め、
望遠レンズで撮るのが楽しみでした。
 
自分の娘にカメラを向けているだけなのに、
特別な行事でもないのに、
なんで撮ってるの?だとか、
親子関係を知らない人からは、
不審者に思われたり()
 
めんどくさい時代になった・・・?
 
フィルム時代に比べて、たくさん撮れるように
なっただけで、本当は、今の時代が特別に
変わったわけではないんだろうな。
 
もし、自分の娘が、
他のオトーサンに勝手に撮られるとなったら、
やっぱり、なんか嫌ww
 
 
話がそれました。
 
そういう、ささやかな楽しみであった、子供撮りの機会を失う頃、
いわゆる換算100mm以上の望遠レンズの使用局面が
極端に減っていきました。
 
αAマウントを追加したときに、予算繰りのために、zuiko70-300を
転売した後は、望遠レンズレスです。
夏に一日、仕事で使うシーンがあったのですが、後輩にレンズだけ借りました。
中望遠の、85mm単はかろうじて持っているのですが、
それですら、めったに使いません。
 
望遠レンズって、何に使う?
しかも、小口径の暗いやつ。
 
ネットで作例を見てみました。
 
鳥、鉄道、スポーツ、テレマクロの花、虫、屋外モデル撮影・・・
そして、後は大量のファミリーフォト。
 
単純に、遠くを撮るというだけでなく、
圧縮効果を利用した画作り、強烈なボケ量。
ドレも、美しいのですが、今の自分にはピンと来ないのです。
撮りたいとは思えん・・・
 
小口径だと、低照度手持ちはきついし、
最短1.5mとかだと、室内スナップは無理だし、
なにより、レンズで800gとかでかくてかさばる!
 
 
それでも、たまたま、
相当格安でオクにαA用の望遠レンズが即決価格で流れていて、
おっっと成ったのですが、上記のように、
撮りたい被写体は皆無なんですよね。
 
相場からかなりずれた、廉価な価付けにドキッとしたのと、
写真FANとして、
所持していない焦点域を埋めておきたいという願望
だけ?という気がして、思いとどまっています。
 
重い機材を持って、山の中を散策する・・・やっぱりないなぁw
 
ここは、もうちょっと我慢かな。