弱者、負け組 されど勝負と挑戦!

出張帰りで、へとへと。原因不明の腰痛に(おそらく、ミニ結石発作??)
家事を全部ほったらかして、12時間眠った後、休日なしで本日も通常勤務。
 
深夜に帰って、料理を作る気力もなく、久々カップめんをすすりながら、
テレビをつけると、
三畳一間の違法建築に住まざるをえない低所得者の特集。
 
数年前に、リストラにあって、職と住処を失い、上京。
家族も身よりもいないおとなしそうなオッサン。
所得が少なく、違法建築と分かりながらもそこに住むしかない人が
今、多数いるとか。
 
生活保護を受ければと誘われても、自分の食いぶちは自分で稼ぎたいよね
と弱弱しく語る様子に、あぁ、日本の所得格差は、とうとう、こんな、普通っぽい人にも
没落コースを歩ますんだなと。
 
「生きる希望がもう、わかないですね・・・」
 
と、窓の無い部屋で、不健康に出っ張ったおなかをポッコリさせて、
今日のぼくと同じカラダに悪そうな、大盛り味噌カップめんをすすっています。
こりゃ、この人、心が折れるの時間の問題だな・・・残酷だけど、
枯れることが決まった鉢植えをみる気分です。
 
もうけられない人は、能力が低い、人生をサボってきたつけだよ!
 
・・・もう、いよいよそうじゃない気がしています。
 
かろうじて、今、もうけている側の人、搾取する平民がいなくなりゃ、道連れだよ。
でも、本当は、そのことに気づいてはいるけど、
だって、もう、どうしようもないやんってあきらめモードってのが近いのかも。
今の日本は。
 
先日の別のニュースでは、幼稚園が満員で、非認可の幼稚園に、
パート代のほとんどをつぎ込む若いお母さんの苦悩が。
一度、産休を取ると、事実上、リストラされて、なおかつ再就職できない恐怖。
 
少子化といいながら、幼稚園に入れられないって、どうなってるの??と。
これは、僕も数年前同じように感じた事。
娘も、息子も、年少クラスは満員で、入れられずじまいでしたからね。
 
ただ、なんとなく違和感を感じるのが、
 
お金持ちでもないし、こんな苦労するぐらいなら、子供なんて今の時代作らないよ
 
という風潮。これは、賢者の選択なのか。
 
生活保護をうけなさいといわれても、それを拒んだ、気の弱そうなオッサンの最後のプライド
じゃないけど、家族を作るチャンスがある人が、損得勘定で作らない事を選択するという
のは、本能に無理に逆らっている気がします。
 
僕の息子はというと、
テスト前に、不安で眠れず、それでもがんばりぬいて、
5教科で430を取ってきたのですが、5段階でALL4。
コレではいい高校に行けないと、
絶望感から、モチベーションを著しく落としてしまっています。
 
う~~ん、キミの思う程度の、いい高校に、とりあえず行っていたお父さん、
いま、社会のド底辺層で、惨めに、もがいてます(苦笑)
今の時代、中途半端な学歴単独では稼ぎの保障にはほとんどならんからな。
色々犠牲にがんばっても、おいしい思いが出来ない?
なら、なぜがんばる必要がある??
 
が、が、がんばれるようになることがじゅうよう・・・精一杯の理論・・・
 
成功体験や、結果に基づく、自信から湧き出る、
夢を強く語れない親や、講師の言葉なんて、なんの説得力もありゃしない。
 
それでも、親だし、教師職。最後まで、決して、あきらめないのです。
これぞ、きっと本能なんだと。
 
さて、どんな言葉を掛けてあげよう。
 
①どんな結果でもがんばれた事を喜ぼう
②くやしいな。悔しさを糧に、夏休みがんばりぬこう
③すごいいい結果なんだから、そんなに欲張らんと、まずは喜ぶべき
④ごちゃごちゃいわず、考えず、さっさと、次の目標をスタート出来る事が大事
 
さて、僕がとった答えは・・・
 
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とにかく、今は、一緒にがんばろう。一緒にがんばれる時間が
幸せなのは、間違いない。