Sony α99 デビュー☆ その1

 
 
十数年前、時代は、デジカメ前夜で、暗めの便利ズーム銀塩カメラ全盛期、
僕は、あえて、ボケ量重視で、
コンタックスAriaプラナー5014だけのセットで、結婚~長男、長女の誕生までの
5年間を、撮り続け、50mmのF1.4開放が、家族描写の基本でした。
フィルムは、超低感度のコニカインプレッサ50+インプレッサ仕上げばっかり!
 
途中、casioから130万画素のデジカメが登場、あっという間に、携帯電話に200万画素の
CCDが搭載されて、しばらくお気軽スナップ中心になります。
PCで画質にこだわらず、お手軽に印刷し始めたのもこの頃で、
四つ切はおろか、写真屋に行くことも無くなっていきました。
 
長女が年中になったころ、
携帯電話のAFでは、動き回る娘を撮れない!
このもどかしさを感じている頃に、ちょうど、エントリーデジタル一眼が\10万を切り出します。
このブログで、写真関係の先輩方に多数出会ったのもこの頃で、ヤシコンプラナーをボディー内手振れ補正で
使いまわしできる唯一の機種である、当時発売直後のE-520に出会います。
 
家族を撮る・・・という当初の目的と平行して、仕事柄、毎月出張写真を撮る必要性もあり、
そんな中、写真自体の面白さに目覚めます。
また、HDの大容量化や、スマホ等、ヴューアーの進化に伴い、写真は、必ずしもプリントするのではなく、
PCモニターや、オンライン上で、鑑賞しても十分楽しいというスタイルも確立。
ランニングコストをさほどかけず楽しめるという事が、本当にありがたい時代だなぁと!
書籍も、図書館で、技法書を無料で、片っ端から読み漁ります。
 
そんななか、フルサイズセンサーに対してのあこがれは、
写真のボケ量や超高感度画質の仕組みについて
理解し始めたころからでした。
 
続く・・・