ヨーヨーリクリエーション スレイプニル

フラグシップ・・・旗艦

いい響きだなぁ～。

主力製品とは離れた、利益度外視の、その業界の技術の粋を尽くして
作られた最高級品・・・フラグシップモデル。

ヨーヨー業界では、￥100のダイソーヨーから始まって、
ハイパーヨーヨーの￥2000前後、
ハイアマチュア～競技用として￥4000～￥10000の製品がほとんどを占めます。

それらの中で、頭一つ飛びぬけているのが、
ターニングポイントや、ヨーヨーリクリエーションの国産オリジナルフルメタルヨーヨーブランド
の製品群。

平均実売は￥15000弱。
ハイパーヨーヨーなら、10個買えちゃう金額です。
その代わり、性能は、明らかに、別格で、一度振れば、どんなに初心者が振っても数分間は
止まりません。
少々傾いても、傾いたまま回転を続け、まったくぶれずに静止しているようにすら
感じるその性能を持って、「国産チート（ずるい）ヨー」なんて呼ばれています。
まさに、ヨーヨー業界のフラグシップモデルですね。

本来、アメリカで生まれたヨーヨーですが、最強モデルは

MADE IN japan

ってのが、愛国心をくすぐるじゃないですか！
普段、愛国心は皆無で、無頓着なんですが（W

そして、その国産チートヨーヨーの中でも、最も有名なのが、
ヨーヨーリクリエーション社の「スレイプニル」

2009年度1A部門世界チャンピオンのキドシンヤ選手のシグネチャーモデル。
このスレイプニル誕生秘話は、ヨーヨーショップリワインドに
詳しくのっているので割愛するのですが、
あれ、読んじゃうと、プレイヤーとしても、コレクターとしても、
買わざるを得ない魔性の魅力があります。
ただし、コレを買っちゃうと、おなか一杯になって、他のモデルへの
購買欲が薄れちゃいますが（W

あと、所有者は、超上級のスキルも持ち合わせているという、
業界の中では、暗黙の了解も含まれているので、僕みたいに、へたくそなうちから
所有している者は、こっそりと使うしかありません（ｗ

そして、2010年、このスレイプニルのスカイブルーは、たった、￥4000弱の
アメリカ製、プラスチック金属インナーリムの廉価機種に負けてしまうのですが、
それもまたさがなし。
同じく最強のうちに、沈められた連合艦隊旗艦の大和みたいなものです。

先日、初めてこのスレイプニルを屋外で振りました。
青空の中をビュンビュン飛び回り、日光を浴びて、輝くスカイブルーの金属光沢に、
深夜の室内練習時には全然気づかなかった、本来の美しさを発見しつつ、

あぁ、本当は、シーサイドなんかが似合うスポーツなんだろうなぁ～と
再認識。