ガンプラ~旧キット~接着剤~塗装の香り

息子が春から小3って事で、
自分が、小三時代、好きだった趣味を思い出して、
色々一緒に遊ぼうとたくらみ中

先日、25年ぶりぐらいに、ガンプラを物色。

模型製作は好きで、学生時代も、いくつか作っていたんですが、
装甲戦闘車両や、戦闘機、戦艦、F1がメインで
ガンプラは、小学校5年を最後に封印したままでした。


次、買ったら、おもちゃ屋に、返しに行かせるからね!
と親から釘を刺されていたにもかかわらず、

「かっちゃった」っていうと、

本当に、

「返して来~い!」

と、激しく叱られ、夜道を、文房具屋兼おもちゃ屋さんに
とぼとぼ歩いた小5の冬。

まったくもって、それ以来なんですよね!



いやぁ~当時は本当に熱かった。


小学校の倶楽部に、「プラモ部」
なんてあったし、コロコロの天敵、創刊直後だった天下のボンボンでは
プラモ狂四朗なんて、熱いプラモカスタムの漫画が大流行。

男子の間では、ゲームセンターあらしの電子ゲームvsプラモ狂四郎ガンプラ
という二大メインストリーム。

僕の場合、小2ですでに、「雷電」で、プラモデビュー済み。
小4の時に、ガンプラ全盛期到来。

パッケージを見ただけで、うすめ液の臭さ、
入荷日に、隣町まで、長距離の坂道を走りあがった息苦しさを思い出して、
キュンと来てしまう。


それがなんですが・・・
最新の144分の一スケールが、何か違う。
ん??妙にカッコイイ。いや、かっこよすぎる??

そこで、初めて知ったのですが、
いまのガンプラの144分の一、昔のもの、そのままじゃなくて、
接着剤はいらない、塗装も済み(もちろん、マニアは別ね!)
ノーカスタムの素組で、なんか、無茶苦茶ハンサムな「別物」なんですよね。
当時「はずれ」扱いだった、「ジム」ですら、
なんか、精巧な実物の兵器っぽいからドッキリ★

しらんかった~!!

で、細々と残っている、旧キットと、パッケージを並べてみて、
納得。コッチには、一気に懐かしい気持ちがどんどん湧き上がる。

自分が、少年時代燃えて日々入手をあこがれたのは、
新キットではなく、この、やぼったい、旧キットなんだよな。


モノアイを塗るためだけの、ショッキングピンク、向かいのI君にピンポンをおして
借りにいった、いった!

理科の授業でゲットした麦球(マメ球の小さいもの)をボディーに組み込んで、
コンロで加熱した釘で貫通させたモノアイを光らせたよなぁ

パープルって意味を、リックドムを塗装する時に始めて知ったよな。


あぁ、封印していた記憶がどんどんと!



しばらくして、ガンダムの「ガ」の字も知らない息子に、
ロボットのプラモ、作ってみる?

と誘うと、

え~難しそう。コレだったら、プラモのトイカメラ作りたい!
と一瞬で却下。

そうですか・・・


ということで、手に取っていた、新旧シャア専用ザクを棚にもどし、
「みどり」のおもちゃコーナーを後にしました。

ガンプラデヴューはお預けです。
いつか必ず★