陰翳礼讃371 我慢して生きるほど人生は長くない 覚書

社会が豊かになると人は生きる意味を見失う

生きることそのものが目的足りえない

自分の人生をささげようと思えるような

大義も見つかりにくくなる

お金と我慢をトレードするために働くのではない

自らが生きるモチベーションを自分で見つけるしかない

そこで必要なのが自分の物語化

自分が納得できるような意味づけ、編集するような作業

ありのままの自分の人生を

これでいいと肯定できないと

自分以外の誰かの価値観やルールを中心に生きざるをえない

これまで信じられてきた「幸福へ続く物語」が

徐々に誰にでも当てはまらなくなってきた

明確なサクセスストーリーがなくなった

他人の「イケてる生きざま」が目に入る社会

人は永遠に競争に勝ち続けることはできず

一生のうちに必ず弱者の側に回る瞬間がある

競争的な価値観から適度に距離を置く

他人の感情を優先しすぎない

自分だけの好きを見つけて追及する事

心地よくない、楽しくないと感じたものは捨てていく

自分を取り戻せる休み方を知る

自分を救ってくれるコンテンツを見つけ出す

今人の心を動かすのは

弱きものの物語

ほどほどにポンコツがちょうどいい

ある程度で自分を許す

自分の弱さ、いびつさ、未熟でかっこ悪い所をみとめて

それも引き受けた

ウソのない物語

他人の価値観やルール、感情、奪われる時間を手放し

公平で安心な人間関係を作る

心が弱っているときは

自分をジャッジする人から離れる

 

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