流石に好きなカレーも三日目は飽きるし、
辛さも飛んで、食感もなんか微妙と。
でも食べきらないと・・・というやけくそ感を
かなえてくれるのが、この「お家カレーうどん」
ですよね!
間違えても、クックパットで検索して出てくるような
意識高い系カレーうどんじゃなく、
老舗のうどん屋の香り高い、しかしクッソ高いカレーうどんでもない。
やっつけ仕事的な、こってこての、
しかも、うどん一玉¥30とかのをトロトロに煮込んで
コシZEROで、餅みたいになっている
「お家カレーうどん」
だからこそ、たまに無性に恋しくなると。
この、スープじゃなく、
あくまで「元ルウ」って絡みつきネ。
こういうのでいいんだよ
他にも、忘れてた、昭和の普通の日のお家メニューといえば、
冷ご飯と玉ねぎと、鳥ミンチ、少ない卵でギリギリ作り上げた
やる気なさそうなオムライス!
直前に切り開いて、ふわっトロっどろ~り
とかの21世紀型じゃなくて、
卵が足りてなくて、中のチキンライスがまろびでてるようなヤツ。
でも、これが、旨いんだ。
多分、食べているのは味や香りだけじゃないんですよね。
小学校時代の土曜日の放課後の万能感とか、
帰省したときの稲と土の香りの思い出が、
絶妙なフレーバーになると。
小綺麗にまとまった今どきの料理集ではなく、
「昭和50年代、どこの家でも食べてた普通の日のごはん」
なんて、ムック本出たら、絶対買う!!