コタツをかたずけたりとするなか、
普段なかなか掃除をしてあげれていない
ほこりまみれのオーディオの掃除も軽い気持ちで始める。
このオーディオセットを購入したのは、１０数年前。
同じ電化製品でも、ノートPCや、デジカメ、
ＭＤプレイヤー、ゲーム機、携帯電話などは、どんどん、時代遅れになっていって、
使い物にならない、又は故障していった。
なのに、オーディオは、まったく故障することなく、
また、時代に取り残される事もなく、
むしろ、スピーカーなどはエージングされて、いい音が
出るようになってくる。
したの子供が、もうすぐ４歳になるので、
もう、スピーカーに悪さはしないだろうという判断で、
ふいに、オンキョーの名機D77FX2のサランネットをはずしてみたくなった
それが、本格的なオーディオ磨きイベントのきっかけ。
案の定ほこりまみれで、ウーハーの真ん中が、陥没していたりして
ビックリしたけど、ゆっくりと修復し、
洗剤をつけた布で、エッジ等普段の掃除ではなかなか落ちないところまで
徹底的に手を入れる。
スピーカーの削りだしリングがピカピカになり、
いまどきの味気ない液晶ではなく、FL管で綺麗に光る操作パネルの
アクリル板も、顔が映るまで磨き上げる。
普段なら、掃除はおろか、オーディオのうえに、
古新聞だの、雑誌だの色々のっているが、
それもすべて整理し、２時間ぐらいかけてようやく完成。
お気に入りの名盤を少し大きめの音で鳴らしてみる。
う～ん！
そんじょそこらのナンチャッテホームシアターなんかには
絶対負けないいい音。
ヘッドホンプレイヤーの、耳元だけで、ブースとさせた低音
なんかとはわけが違う体を包む空気ごと震わせて伝わってくる
低音はやっぱり気持ちがいい。
オーディオは、見た目がいいと、音もよく感じてしまう。
しばらく、懐かしいコレクションをとっかえひっかえしてみようかな。
最近は、出費も多く、こんなに贅沢な家電はなかなか買えないが、
磨き上げる事で、新品の新しい家電を買えた気分！
